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Xデザイン学校 #05(9/25) 振り返り   ~サービスを作るプロセス~

講義が重なるにつれ、徐々に未消化な部分が増えているところを横目に、何となく消化が進んだところをnoteに書いてみたいと思います!
※Xデザイン学校については以下リンクを参照

1.サービスを作るって友人達を誘う旅行の計画に似てる様な?(1/4 ※本テーマの背景)

#5のテーマは"ペルソナ/シナリオ法"でした。
「ユーザーのデータが取れているところはペルソナは使わなくなっている」
「ペルソナとカスタマージャーニーは古い」
と学ぶ側からするとインパクトのある言葉と共に始まった講座でした。
(ちなみに講師の言う「古い」という感覚は、何となくは分かった様な感じですが、自分の言葉に出来るレベルでは理解が追い付いてません ^^;)

ペルソナ/シナリオ法に触れるにあたって、講義の中では、
★ペルソナ/シナリオ法を使うタイミングはサービス実現におけるどのフェーズであるか?
をHCD(ヒューマンセンタードデザイン)のプロセス観点やデザイン思考の観点、講師が構造化されたビジネスモデル作成のプロセスの観点から振り返りました。

構造化された各プロセスを講師の生の言葉を受けながら振り返りの中で、(これまでの講義でもすでに感じつつありましたが)インタビュー情報を元にペルソナを作る前段階には、自分の足で稼ぐリサーチのフェーズがあり、それが土台となっていることをまじまじと感じる次第でした。

プロセスから冷静に見ると、インタビューの位置づけを誤認していた自分(不毛なインタビューに邁進していた自分)に改めて気付かされます。

そんな中、最近頭の中では「まずは自分事!」という言葉がリピート再生される様になってきたこの頃なのですが、その一方で「じゃあ、自分事ってどういうこと?」と他の人に聞かれても上手く説明出来ない自分がいることを感じ、
・自分の言葉で語るなら自分事ってどういうことなのだろう?
・各プロセスってどういう風に説明すれば良いのだろう?
とやっぱり悶々とする日々でした。

もちろんまだ悶々としていますが、今時点では「サービスを作るって友人を誘う旅行の計画に似ているのではないか?」と少し感じたので、他のことで上書きされる前に書き残しておこうと思います。

2.サービスを作るって友人達を誘う旅行の計画に似てる様な?(2/4 ※リサーチフェーズ)

主に学生時代(と言ってもすでに10年程前になりつつありますがw)、サークルや研究室で主催者として旅行始めとしたイベントを企画することが度々ありました。(企画するのが好きだったから)

まずは旅行(イベント)の骨組みを決めますが、「骨組みを決める時に一人一人に細かい要望を話を聞いて回っていたか?」というと、そんなことはしてませんでした。"自分自身がワクワク出来ること"をまず軸にはしながら、日頃サークルや研究室で時間を共にし会話をする中でふと出てきた内容や、サークルや研究室が持つ独特な(?)雰囲気を元に、
 「こういう骨組みの企画だったら楽しめるのではないか?」
という立案の仕方をしていました。

まだ、上手く言語化し切れてはいませんが、これって実はサービス設計におけるリサーチのフェーズに似てるなって思った訳です。講師が構造化された"リサーチのフェーズ"をお借りすると、本フェーズは大きく3つのステップでの構築されています。

[1]自分事(アート思考)       :現場でやってみて分かる
[2]準メンバーで参加(エスノグラフィ):一緒にやってみて分かる
[3]観察者になる(行動観察)     :なぜやるのか、見て聴いて分かる


これに先ほどの例を当てますと、それぞれ以下の様に自分的にはしっくりくる形で当てはめることができました!
[1]自分自身がまずワクワク出来ることを軸にする
[2]時間を共にし会話をする中で出てきた内容を踏まえる
[3](一歩引いての)サークルや研究室が持つ独特な雰囲気を踏まえる

何かと企画するのが好きだったので、学生の時を中心に社会人になってからも子供を授かるまでは色々な企画にチャレンジしてきましたが、成功することも失敗することも度々ありました。

今思えば、「これは上手くいった!」って企画は実は  [1]自分事 [2]準メンバー [3]観察者の3ステップが揃った状態で、骨組みを立案出来ていた様に思いますし、「ちょっと失敗したな」「不完全燃焼だったな」って企画は
・頼まれ企画で自分自身がワクワク出来ていなかったり
・会話したことがないメンバーが一定数含まれていたり
・複数グループが合体した様な固有の雰囲気が特定できていない
時に起こっていた様に思います。
(と言っても、このnoteを書いている中なので都合よくバイアスがかかっている部分があるかもしれませんが)

3.サービスを作るって友人達を誘う旅行の計画に似てる様な?(3/4 ※実装フェーズ)

ここまでは、リサーチフェーズを例えてみました。ここからはようやく実装フェーズです。また旅行(イベント)の企画に戻りますと、骨組みがある程度出来たら、その旅行を特に楽しんでくれそうな人、旅行の時に乗っかって盛り上げてくれそうな人に声を掛けます。

ここで、旅行を特に楽しんでくれそうな人に声を掛けるのは、自分の視点では持てていなかった面白味を付与してもらえるからです。(当時はここまで言語化しての思考にはなっていませんが) そういうメンバーの意見を盛り込むことによって、旅行のコンセプトがよりリアルで尖ったものになるのを感じていました。

意見を貰いながら骨組みよりも一歩踏み込んだ話、全体のタイムスケジュールや宿泊(イベント)先、大まかな予算や合間に挟む小企画の概要なども詰めていきます。

講師が構造化された"実装のフェーズ"は大きく2つのステップでの構築されていましたが、
[4]ビジネスモデル作成   :ペルソナ(文脈ごとに絞り込んで分かる)
[5]受容性評価       :プロトタイピング(何度も失敗して分かる)


旅行(イベント)を企画する時にやっていた「その旅行(イベント)を特に楽しんでくれそうな人に声をかけて、企画を詰める」という取り組みは、ペルソナを軸にした[4]ビジネスモデル作成 に該当するものだった様に思いました。

「いやいや、参加者がだいたい決まっているなら旅行参加者候補者全般から話を聞いた方が良いんじゃない?」って思われる方もいるかと思いますし、それもメリットがない訳ではないのですが、"なんとなく参加してくれる人"に話を聞いても、なんか尖っていかないんですよね~。そして、逆に聞きすぎると「聞いた以上は」ってことで何となく平凡なコメントにも意識を向けながら企画をする形になって、自分のワクワクが削がれていくようなことが起きたり。

それよりは、盛り上がれる人同士で突き詰めて計画した方が、"なんとなく参加してくれる人たち"にも、より楽しみを提供できるように感じていました。

なんだか事例が身近過ぎますし、スケールも小さい話ですが(笑)、「"実装フェーズにおけるビジネスモデル作成"って旅行(イベント)計画時のあの取り組みに相当するものだったのかも!」と、自分の過去の経験と照らし合わせることによって一歩だけ理解を深めることが出来た様に思います。

ちなみに、旅行(イベント)を企画する時を例に挙げると[5]受容性評価と呼べるのは、旅行(イベント)当日になっていた様に思いますが、参加者の様子を各企画立案時の背景/コンセプト(きっとこういう感じで楽しんでくれるだろうという価値仮説の様なもの)と照らし合わせながら、参加者に対する理解を深めることで、次回企画時の精度を高めていました。
(旅行後に一人もしくは幹事メンバーで反省会とかしてました"笑")

自分の旅行(イベント)企画の経験になぞらえると、[5]受容性評価の部分が全然リーンチック(アジャイルチック)ではなく、その辺りはまだ今一つなので、また経験等を重ねていきたいと思います ^^;

4.サービスを作るって友人達を誘う旅行の計画に似てる様な?(4/4 ※終わりに)

これを読んでピンと来る人・来ない人いるかと思いますし、それっぽく書きながらも僕自身もまだピンと来てないことは多々ありますが、自分が力を入れて取り組んでいた過去の取り組み(経験)と照らし合わせることによって、"サービスを作るプロセス"に対する理解を一歩だけ(?)進んだ様に思います。

とはいえ、今後はちゃんと"サービスを作るプロセス"を経験することによって理解を深めていけたらと思いますが(笑)

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#4に続き、自分の備忘録的な形で書きましたので、読みづらい文章だったかとは思いますが、最後までお読み頂きありがとうございました!
余談ですが、こういうnoteって悶々と思考を重ねる中で、ふと思いつくのでなんだか不思議だな~っと思います。

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