kaya_mon

蚊帳もん。蚊帳者。PEACEよりもNO WARです。

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最近の記事

誕生儀から葬儀まで

「誕生儀」としたが、「生儀」としたかった。 でも伝わらないかもしれないから。 そもそも言葉では何も伝わらない気がしているから。 でもできれば言葉で伝い合える生き物でいたいから。 私が矛盾しているのも加害しているのも承知の上です。 承知の上での加害なんて、と非難の対象にされても仕方のないことだということも承知の上です。 誕生儀から葬儀までを現しているんじゃないかと個人的に思ったミュージックビデオが2つありました。 いつものことながらYouTube上のものの掲載ですみませ

    • 「あわい」の感覚を持つ人にこそ、デジタルの名手になってほしい

      という願望の話。 暴論かもしれないが、「あわい」は「アナログ」と置き換えてもいいかもしれない。 デジタルは「あわい」がなく0か1かしかない。 0から1までの速度が一瞬。 「機械」だ。 0から1を作り上げるには、少なくとも私の場合、多くの時間を要する。 「あわい」は、人間特有、ひいては地球特有の時間の流れ。と今の私は解釈している。 昨日劇場で鑑賞した『発酵する民』、そしてテレビで鑑賞したWBC日本対チェコ戦に大きく影響された。 そしてもうすぐ春分が来る。 お彼岸とも私

      • 小学生の音楽の教科書「茶色の小びん」を思い出せることは善か悪か。またはどちらでもないか。原題『The Little Brown Jug』より

        某鳥のマークのSNSで書いたことをそのままこちらに書こうと思い立ちました。 かための内容です。 政治的なことも絡むと思うので、読んでくださる方は心身の調子に合わせてご無理なさらずお願いします。 ※自分がこの件でもその他のことでも知識不足なので、都度加筆修正するかもしれません。 (Apple Musicにちょうどグレン・ミラーの『茶色の小瓶』がありました。歌詞表示をタップすると曲に付けられた歌詞が読めます。) 下記はほぼそのままTwitterに書いたことをコピペしてます

        • METAMUSE『メタメメント』が併せ持つもの

          怒りとずるさと、優しさ(自分でいうのはおこがましいことこの上ないけど)が、ないまぜになった自分がいる。 最近それが顕著だ。 ちょうどそんなときにこの曲をきいた。 「メタ」の意味が私の中でまだぼんやりとしている。 コトバンクより、 「メメント」も調べる。 「メメント・モリ」を調べた方がこの曲に近づける気がする。 私はきいていて勇気が出る歌詞と、耳が痛い歌詞を併せ持つ曲をずっときいてしまう癖(へき)がある。 「耳が痛い」じゃマイルドすぎるか、 きいていて直球で心が

        誕生儀から葬儀まで

        • 「あわい」の感覚を持つ人にこそ、デジタルの名手になってほしい

        • 小学生の音楽の教科書「茶色の小びん」を思い出せることは善か悪か。またはどちらでもないか。原題『The Little Brown Jug』より

        • METAMUSE『メタメメント』が併せ持つもの

          『インヴェンションとシンフォニア』、アルド・チッコリーニの米粒は美味しそうだということについて

          「この人が弾く曲はなんでも好きになってしまいそうだ」と思うピアニストに最近出会った。CDを買った。 そのピアニストにピアノを教えたうちのひとりが、アルド・チッコリーニという方だった。(間違っていたらすみません。) Apple Musicを使っているので早速、「アルド・チッコリーニ」で検索。 高校生のときに練習していた、J・S・バッハ『インヴェンションとシンフォニア』があった。 中途半端に私はピアノをやめた。 この曲がきける有り難さを私はきちんと実感できていないが、サブ

          『インヴェンションとシンフォニア』、アルド・チッコリーニの米粒は美味しそうだということについて

          back number「アイラブユー」より、君について

          back numberのアルバム『ユーモア』より、「アイラブユー」という曲をきいている。 NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』の主題歌としても、きっと多くの人の耳に馴染んでいる。 (Apple Musicを使っているので上記リンクを貼ったが、ほかのサブスクでもきけるだろう。) 「アイラブユー」ときくと、またはその文字をみると、個人的には真っ先に恋愛を思い浮かべる。 アルバム『ユーモア』をきくまでは、私はラブソングに抵抗があった。 しかしこのアルバムをきいて、それは私の

          back number「アイラブユー」より、君について

          第一子の「母子健康手帳」より

          三十数年前、母(と私)に交付された母子健康手帳を実家で見つけた。 私は第一子。 ここでは、保護者や大人という言葉も使うが、「母」という言葉を多用することをご了承いただきたい。 その母子健康手帳の表紙には、やわらかなタッチの絵が描かれてある。 母が子を抱き、子へと笑顔を送っている場面だ。 母と思しき人物は、目を細め、歯を見せながら口角を上げ、子に向かい笑いかけているようだ。 「慈しみ」を感じる。 しかしながら私にとってその絵は、母ではなく、子が真っ直ぐ母を見据えているよ

          第一子の「母子健康手帳」より