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30代 働くことに対しての思い

30代 女性 会社員 既婚 第1子妊娠中

これが現在の私のステータスである。
世の中に出回る各種アンケート、病院の問診票、会員登録等、大体上記の部分が私がチェックマークする部分だ。

これを書いている今、ありがたいことに尊い命がお腹に宿ってくれて、日々一緒に生きている。来月いっぱいで産休に入る予定。
今は引き継ぎ作業を進めて、おかげさまでだいぶ手元も軽くなってきたところ。

人間、少しでも余裕ができると考えることが増えるもののようで、というか私はそのタイプのようで、自分と仕事の関係を考えるようになった。

今の仕事自体に思い入れは•••無いかも!まあいいけど!

無事に大学を卒業し、新卒として働き出してから10年以上。
途中職場を変えてガラッと生活場所もスタイルも変わったけれど、基本的にはブランクなく休みなく働いてきた。
漠然と”生きていくためには働かなければ”というのが私の考え方で、あまり強くまた具体的に”この仕事に就きたい””これをやりたい”という考えは今もあまり無いように思う。
なので正直今の会社にもやっている業務内容にも、絶対ここじゃなきゃだめ!という強い想いは特に無いのだ。

そりゃ確かに、こうだったらいいな〜とか、こんな感じは嫌だな〜という大枠の希望はあるけど、自分が生活していけるだけの給与をもらって、自分を必要としてくれる場所で働けるならそれで良い、というスタンスが主。

今の仕事は嫌いじゃないけど、好きでもない。
ただ私ができることだし、必要としてくれる人が沢山いるから、毎日がんばって出勤している。
あれここだけ読んだら熱い感じもあるじゃん。
けどね、多分全然ドライな方だと思うのだ。


だから今回産休に入るにあたって、キャリアが途切れるだとか今あるポジションがなくなってしまうということに対してのネガティブな感情があまり無いのは、ある意味幸いかなあと思う。

正直、戻ってきたら違う内容の仕事をしてみたいなーという気持ちの方が大きいし、会社もなんとなくその方向で考えてるみたいなのはありがたい。
(小さい会社なのでね、部署移動とかそんなに大ごとではないし、むしろ浅くとも広く動ける人間は使い勝手が良いだろうと勝手に私は思っている)

働く、ということは生きていくために必要でしょうがないものだと思うので、自分ができること・続けていける環境であればいいかなくらいのテンションでこれまで働いてきた。

さて、これからの私は

自分が快適に生きるために働いてきた私だが、自分の子供という養育しなければいけない対象ができるとなると、自分だけの都合で働くわけにもいくまい。
夫は別に放っておいても勝手に自分で生きていけるだけのお金を稼いでくるけど、子供はそうはいかない。
お世話をして生かしながら、家庭を維持するために働く、そんな生活になっていくのだと思う。

幸い前述したように私はやりがいのために働く社会人では現状はないので、うまいことこの辺りの精神的な変化はすんなり受け入れられるのでは?と思っている。
いやもしかしたら、家庭に全振りしたくなるかもしれないしね、逆に何かもっと仕事をしたくなる、仕事で何かを成し遂げたくなるかもしれないけれど。


いずれにしても、生活が一変すること必至のグランドラインに漕ぎ出していく(急にワンピース)訳だけれど、人生やりようはたくさんあるのだから、私にそして我が家にフィットする働き方・働くことへの考え方を新たに構築していければいいなーと思う。

自分と、大切な家族のために、これからもできることをできる限りがんばるよ。


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