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かれこれ10年近く付き合っている背中ニキビを撲滅したい

背中にニキビを発見したのは中学生の時。

背中がかゆくて手で触った時に、ぷつぷつした物があるころに気付きました。なんとなく気になって手で触って日々過ごしてたら一気に悪化。

もともと全身が乾燥肌でかゆみががあったし、加えて私、ザラザラしたものとか触るの好きなタイプなんです。手で何か触ってると落ち着くタイプ。好きなのは服の裾の裏の縫い目。どのことかわかります?

とりあえず学校から帰って家でゆっくりしてるときとか無意識に背中を触ってました。なんか腰の方もかゆいな~って気づいて触ってたら、腰もニキビ。背中もニキビ。

水泳の授業はさぼりまくりました。こんなニキビだらけの背中人に見られたくないからね。女の子特有の理由で休んでその次は水着忘れただのなんだのと。見学者は炎天下のプールサイドで待機だったので、日傘をさして見学してました。先生からは「用意が良いな」って褒められた。中3の夏は水泳の授業は2回しか参加していません。それでも体育の成績は3。ありがとう、先生。

15歳の私の背中はニキビとニキビ跡だらけで、中学を卒業しました。

さぁ高校生活が始まって、水泳の授業とまたもや対峙。ひとまず休みまくる。先生には「肌が弱いので、主治医に聞いてから参加します」って大嘘ついて2週間は休みました。

良い加減、治さなきゃいけない。いかんせん背中が汚すぎる。

と、思ってニキビの治し方をネットで調べました。そもそもなんで背中ニキビができるのかを調べていくと、色んな要因があるそうで。

調べてみて、その時の私があてはまる要因としては①雑菌だらけの手で触って傷つける、②シャンプーやリンスの洗い残しがあるということでした。

手って想像以上に汚いんだなというのがわかって、それから手で触る回数を意識して減らしてみたんです。これがすごく難しかった。今まで無意識に触ってたし、触ってたら安心するし、ザラザラしてて気持ちいいし。人前では触ることはなかったけど、家に帰るとなんとなく背中に手がいっちゃってました。

意思が弱い私は「絶対に触らない!」とか決意しても触ってしまうのがわかっていたので、絶対に達成できる目標を立てました。「触るのはお風呂に入っている時だけにする」。お風呂だったら触ったとしても体を洗うし、まだマシかなって。

あと私はそのころは髪がロングだったし、体を洗う順番もその日の気分で決めてたから、シャンプーとかリンスの洗い残しを無くすために洗う順番を決めます。まず髪、その次に体を洗う。それだけ。

そして、乾燥肌だから何かしら塗った方がええんかとおもって、背中に化粧水、乳液、ボディクリーム、オロナインなど何かしらを塗ってみてました。

そんな感じで高校生活3年間過ごす。

結果どうなったかと言うと、まったく変化なし。ニキビが落ち着く期間はできるようになったけど、落ち着いたらまた再発してそしたら落ち着いてっていうのの繰り返してた。結局背中が汚いまま。

全然治んないじゃん、どうすんの。って感じで大学に入学します。

大学に入ってから、やろうと決めていたことがあったんです。全身脱毛っていうんですけど。

やー、これを私はすごくやりたかった。私、全身剛毛で、もうそれがすごくコンプレックスで嫌で嫌で。それに毛が太いってことは毛穴も開いてるってことで、ニキビもできやすいんじゃないかって思ったから。これは背中ニキビにも効果があると期待してた。

アルバイトをはじめてコツコツお金を貯め、大学2年生の頃に40万くらい貯めて、そのうちの30万を使ってエステで全身脱毛しました。月一で15回、エステに通う。終わったのは大学3年の冬くらい。

結果としてニキビ、減りました。

すごい。剛毛の私は毛が1本もなくなるというより、毛が全部細くなってなくなった部分もあるという感じ。それでも大満足。肌の手触りが全然違うんですよ。すべすべしてる。すごい。これからまたお金貯めて絶対やります。

でも、まぁニキビは減ったができるもんはできる。ただ治りは早いし、大学卒業するころには背中を触るクセはほぼ治っていた。乾燥はするので風呂上りにボディーミルクをぬる。ベビー用のボディーミルク愛用してます。

そんなこんなで、現在に至るわけですが。

今のところどうかというと、ニキビはいまだにできます。ちっちゃいぽつぽつしたのだったり、赤みが強い大き目のやつだったり。でも格段にできる回数は減った。月に1,2回できるかなくらい。ニキビ跡もかなり薄くなった。腰あたりの肌が茶色くくすんでたんだけど、色味が半分くらい薄れてきた。新陳代謝に感謝。時間がたてば自然にちゃんと薄くなるんだなぁ。

中学生の頃と比べて10年近く経った今は、かなり良くなってます。脱毛してからが一気にできる頻度が減った。肌がきれいになった。

ニキビ跡はまだあるので、これからも闘いです。時間はかかろうと勝つのは私です。ぶちのめしてやります。絶対に。



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