高齢者が申請書類を理解し提出することの難しさを実感

特別定額給付金の申請書類が届きました

自宅地域が順次に郵送を始めた・・・と聞いたのは昨日
どうせ何日もかかるだろうとアテにせずにいたところ
本日届きました
市長さんゴメンナサイと反省

まず近くに住む高齢の両親に届きました

別の件で連絡が来て、たまたま
「明日、市役所に行く」と言うので何の用事で行くのか聞いたところ届いていることが発覚しました

実は特別定額給付金の書類が近いうちに届くから
届き次第 連絡してほしいと伝えてあったのです

他県で、高齢者が市役所に何百人も押しかけたと何かの記事で見ました

自分の親が同じようなことをして
職員の方に迷惑をかけてしまわないようにと思い伝えておいたわけです
理由もきちんと話しました

前日に話し、わかったと言っていたはずでしたが
もう忘れて市役所に行こうとしていました

しかも中身も見ずに
必要書類も確認せずに

◆ここで、まだ特別定額給付金の申請書類が届いていない方もいらっしゃるかと思いますので
添付書類を書いておきます

事前に準備しておくと早く提出できますので
参考にしていただければと思います

✦-必要書類-✦

①申請者(住民票の世帯主)の「本人確認書類の写し」
  下記のうち、どれかひとつ
・運転免許証のコピー
・マイナンバーカードのコピー
・健康保険証のコピー
・年金手帳のコピー
・パスポートのコピー
・在留カードのコピー  等

②振込口座がわかる書類
  下記のうち、どれかひとつ
・通帳(口座番号がかかれた部分)のコピー
・インターネットバンキングの画面写し

以上 2ヶ所
貼り付け欄があります

高齢者はとりあえず
市役所に行けばなんとかなる
必要書類も持って行けばコピーしてもらえる
そんな風に思っているようです
(そう思っている人が多い)

コピーをすることさえも難しい人が多いでしょう

今回 父の通帳などをコピーするためにコンビニに行ったのですが
高齢者の方が先にコピーをはじめたので待っていましたが、なかなか進まず
お金を入れる場所や置く場所など私が説明をしました

自分で書類の中を確認して記入して郵送する
ことは頭にないようです

書類の中を確認することさえ、ルーペを使い
記入例を見るだけでも半日かかるか
途中で見る気もうせるでしょう

口座番号などを記入する作業だけでも
通帳をルーペで見る
   ↓
記入する書類をルーペで見る
   ↓
ルーペで記入場所を探す
ひとつひとつに時間がかかります

話は戻りますが
高齢者が申請書類を持って市役所に押しかけると聞いて
近くに相談できる人がいないのか・・・と言っている人がいました

私もそう思いました

今回 実感しました
実際に近くに身内など相談する人がいない場合もあるのでしょうが

私の両親のように前日話したことさえ忘れていたり
返事はしても理解できていなかったりして
行ってしまうのでしょう

父は昔、会社経営をしていました
今、私は個人事業主として仕事をしているので
会社を持ち従業員を雇って仕事をしていくことが相当大変なことだったろう想像することができます

それだけに今のこの
少し前に言ったことと違うことを言う
何回も話してあることを初めて聞いたように答えるなど
複雑な話になればなるほど
(今回の給付金の申請やデイサービスのことなど)
会話が噛み合わず驚きます

また、会社経営や役員などしていた人の特徴でしょう
プライドが高く、自分の言い間違いや忘れていたことを認めず何かのせいにしたり
ごまかす傾向が強い

こんなタイプの人が役所に行くことを想像しただけで
申し訳なく思い
今回はその前に私が対応できて良かったとホッとしています

親の老いについては
これからも冷静に第三者的に見て対応していきたいと思っています

少子高齢化・・・
市役所・病院の受付など
高齢者と関わることが多い方のご苦労に感謝致します


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