My heart swims with happiness

本日は午前中より友人と郡上市へ。
目的は長良川遊泳だ。

渋滞になることを予想していた東海北陸自動車道だったが、スイスイ進み昼食を摂ろうとしていた蕎麦屋に開店時間前に到着することができた。いい流れだ。

立ち寄った蕎麦屋は老舗の店構えを繕っており、土産物を販売する店舗も兼ねていた。
手打ち蕎麦を売りにしているため、店内には実際に蕎麦を打つ職人を閲覧することができるガラス壁で隔てられた仕事場があった。
練った蕎麦粉を麺玉にし、打棒を巧みに使い延ばし広げる。そして黙々と包丁を落とし、蕎麦粉をふるい、木製の箱に丁寧に移されていく。

蕎麦を食した際、蕎麦一本一本の太さが均一でなかったことが手打ちであることを強く物語っていた。

食事後は、一昨年から来ている長良川のとある川岸へ。
遊泳地となっているこの場所はお盆という時期もあり、既に多くの人達が場所を取り、思い思いの過ごし方をしていた。

バーベキューをしながら団欒を楽しむ家族連れ、日光浴なのか昼寝なのかとにかく気持ちよさそうに寝ている若い男女、浮輪を身に付け川の向こう岸まで遠泳にチャレンジしている果敢な少年達とそのパパ、平べったい石を水面に向かって投げ水面に弾かれた回数を競い合っている青年達、川辺に即席の雀卓を組みビールを飲みながら麻雀を打っている叔父様方、

普段は訪れることのない場所で非日常的な事をするから、楽しいのであり楽しいのだろう。 ←そのまんまだ。

私はというとパラソルを立て茣蓙を敷き、足元だけ日光浴を。僅かだが泳いでみたり。
川沿いを走る鉄道に時折特有の踏切音が鳴り響くと徐にデジタルカメラを取り出し、通過する電車をフレーム越しに追いかける。

帰宅後、日焼けによるヒリヒリ感を両足に感じながら昼間に撮影した写真の整理を行う。

間違いなく夏を実感している。

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(2009年8月15日)

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