Too many years go passing by

元々ブログを書いていたのにtwitterをやり始めると前者の更新頻度が低迷していくのは恐らく私だけではないはずだ。
拙ログをご覧頂いている僅かの方々(恐らく3~4名)に、最近私がブログよりも重きを置いているtwitterについても知って頂ければと思う。

先週末は友人の結婚式への出席のため富山へ行ってきた。
富山を訪れるのは約1年振りになるだろうか。東京から富山へ訪れるのは初だ。
富山駅に着いた時、同じく式に出席する同期の友人と再会。
彼も東京住まいのため、同じ方面から電車でやってきたそうなのだが、乗換駅である越後湯沢駅で私を見たらしく、どうやら車両は違うが同じ電車に乗っていたらしい。
少し時間があったため富山駅付近のドトールで話を。
彼は吉祥寺から高円寺へと最近勤務先が変わったらしい。
高円寺といえば、ねじめ正一著の高円寺純情商店街だ。
飲みに行かねばなるまい。

結婚式場へバスで移動。
バスに揺られながら窓の外を見ていると、学生時代によく行っていた本屋が潰れていたり、スーパーの名前が変わっていたり、らーめん屋がもつ鍋屋になっていたりなど、小さな変化が確実に時の流れを刻んでいるような気がして言葉にならなかった。

懐かしの面々と再会し、新郎新婦の結婚誓約式ならびに披露宴に。
私の筆力ではここでの寿色の出来事を到底書き表すことはできない。
ペンは剣よりも強いかもしれないが、宴(えん)にはボロ負けだ。
出席した人のみがこの日と、この二人の素晴らしさを共有できるのだろう。
お二人とも末永くお幸せに。
新郎よ、またいつか麻雀をしよう!

二次会、三次会にて久し振りの富山の夜を堪能した後、ホテルですぐさまベッドイン。
学生時分の体力を10とすると、今はせいぜい2か3だ。省エネを心掛けねば。

翌朝、時間があったため大学へ向かう市電(路面電車)に久々に乗ってみようという好奇心が湧くも、全力でこれを阻止。
乗ってしまえばきっと懐かしさのあまり泣いてしまっていただろう。
私は富山という地が好きだし、富山で繋がった人達も好きだ。
しかし富山に留まろうという気は無かった。
それは当時地元で就職しようと思っていたからという理由ではなく、ただ漠然と富山には自分の居場所が無いような気がしていたのだ。

好きなものからは距離を置かなければならない。でも、たまらなく好きだ。
我ながら何とも支離滅裂で不可解なロジックだ。
だがそんな二律背反を背負って、私は生きていくのだ。

(2010年2月18日)

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