various colors

以前勤務先付近でばったり会った大学時代の後輩とランチに。
彼が住んでいるアパートも勤務先に程近い場所であるらしく、周辺の飲食店にも詳しいため、お勧めの店を教えてもらう。
鶏肉をふんだんに使った豪華な定食。店の名前は「江戸清(えどすえ)」。
少々値は張るが店内のテーブルが客で埋め尽くされている光景には合点がいった。

東京ビッグサイトで開催された環境展示会「エコプロダクツ2009」に足を運ぶ。
日本国内の名だたる企業や研究所がブースを構え、「エコ」をコンセプトにした商品を一同に展示する、言わばエコの祭典だ。
仕事上、私も近い将来展示する側の立場になるため、各ブースを視察し他社のディスプレイの仕方や見学者への対応方法などを探る。
若干エコの括りが広すぎて何故この企業が?と思うところもあったが、割と有意義な時間を過ごすことができた。
参加者の中には高校生の姿も多くあった。恐らく授業の一環としての社会見学なのだろう。
レポートを書かなければならないから止む無く参加している子達が大半だと思うが、
学校で試験の点数を取るための不毛な作業をやることに比べたら多分に価値があることだと思う。
それはエコイベントに参加することに価値があるということではなく、自分の足を使って会場へ赴き、自分の目と耳でイベントの内容を見聞きし、自分の感性でこのイベントは詰まらなかった、あるいは〇〇のブースのコンパニオンが綺麗だった、さらにはイベント帰りに立ち寄ったつけ麺屋が美味しかったなどのリアルな感情の行使に勝る経験はない、という観点での私独自の見解だ。
そもそも価値観などというものは自身の内にしか存在し得ない。
上述の意見など人によっては鼻クソ以下のものになるケースも多々ある。

昨日は新大久保の韓国料理店「カントンの思い出」で食事を。
2人前のコース料理であるサムギョプサルというハーブ豚の焼肉に、キムチ炒飯に、カムジャタンというスープが真っ赤な鍋料理を。辛さは見た目ほどでもなかったが、3人がかりでなんとか完食。それとは別に海鮮チヂミをオーダーしたのだが、これも肉厚でボリューム満点。コース料理で満腹となっていた私達の胃袋に重くのしかかる。今後は調子に乗って無闇に注文するのは控えよう。ヤカンで注ぐマッコリをチョイスするも、皆には不人気。
私もそんなに飲めず終いだったが、今朝起床したら何故かしっかり二日酔いしていた。もう若くはない、ということを思い知らされた日曜の朝だ。

今週末は仕事の都合で本場韓国へ赴く。
韓国料理店での食事はその予行演習でもあったのだが、話で聞く限りでは本場の韓国料理よりも日本で食べる韓国料理の方が美味しいとのこと。
当然それは店や料理の品にもよるのだろうが、味覚も人によりけりだ。
自分の舌でそれを確かめてこよう。

今回のブログを見直してみると、高校生の件にしろ韓国料理の件にしろ、結局の所、結論は人それぞれだという所に落ち着いてしまう。
これが今の私の思考の限界なのかもしれない。

(2009年12月14日)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?