コングラッチェ

本日は私の転職祝いということで、友人にお昼を御馳走して頂いた。
一宮の豆腐懐石料理店へ。湯葉、豆乳鍋、刺身豆腐。どれもこれも非常に美味。
デザートの飲物として豆乳抹茶をお願いしたのだが、これも大正解だった。

食事の途中、隣のテーブルにバースデイケーキが運ばれてくる。
すると別の店員さんがアコースティックギターを持ってきてバースデイソングを披露するというサプライズ演出が行われる。
拍手喝采。素晴らしかった。

祝い事というのは大なり小なり例に漏れず素晴らしい。人と人との正の繋がりをそこに見るからだ。
祝いの品や言葉も勿論だが、何より祝いの席を設けてくれるという行為そのものが
自分がその人にとってプラスの関係性を築くことができたという、言わば長い人生を生きていくための1つの解答を与えてくれている気がする。
自身を決定付けるのは他ならぬ自分自身だが、そんな自身を他者が「祝う」という行為をしてくれることでこの上ない安堵を覚えるのだ。

本日はお祝いされる立場であったが、何の縁だろうか見ず知らずの人の誕生日をお祝いする場面に立ち合うこともできた。
幸運という他ない。

今日私をお祝いしてくれた友人は今年の12月に結婚するとのこと。
絶対に幸せになってほしい。

(2009年9月21日)

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