見出し画像

量より質

本日は出張にて喜多方に来ております。

喜多方で活動されてる革職人
"baihu"の西くんにお声掛け頂き猪苗代町の湖畔にある「ROOTS」さんの敷地にてイベントを開催している。


生憎の天候ながら
客足は上場。

ROOTSさん曰く、
ここ最近では1番の来場者だったとのこと。

とは言え今回はイベントと銘打ちながら、かなりクローズドな内容だ。

同じ市内のカフェ「bis」さんからは小林ちゃん。

郡山からはレザークラフトの亀倉くん。

それと西くんと私という、かなりスモールなラインナップだ。

当初、イベントのお誘いをいただいた時には一抹の不安を覚えた。
イベントとは掛け算で成立するものであって、出店者の数が多ければ多いほどそれに関わるお客様も増えるのが、私の中でのセオリーだ。

ところが主催の西くんはそうしなかった。

その意図が初日を終えた今ならなんとなくわかった。


集客こそ、決して多かったわけでは無いが、実際のところとても忙しかったのだ。

何故なら一人一人のお客様が真剣に私の話を聞いてくれたり、関わってくれたからこそ、あっという間に時間は過ぎた。

量より質。とは聞こえは良く無いがよく言ったもので一人一人とちゃんとお話ができたからこそ、私という人間を知ってもらえたし、結果的に売り上げにも繋がったように思う。


これには面食らった。

数千人の来場者の規模のイベントの出展経験もあるが、実際のところ売り上げはほとんど変わらない。

私としても同じ売り上げでも感触はこちらの方が良かった。
何故なら会話したお客様と今後の付き合いが生まれそうだからだ。

「接客」の本質をここにみた気がする。
やはり人と人なのだと。


主催の西くんは、口数こそ少ないが、そう言ったところを大事にしてるのだと思う。
なるほどとても勉強になった。


お客様との密度ある交流に加えて
ROOTSのスタッフの献身的な対応でとてもピースフルな1日だった。

きっと他の出店者も同様の感想だろう。


夜は喜多方市内で西くんと打ち上げ。

イベントに来てくれたお客様も一緒に。

明日は天候も回復するらしいのだが、どうだろうか。
既に当初の不安はすっかり消えている。

喜多方市内のホテルにて眠る前に
想いが溢れたのでこれを書いている。


明日は朝から喜多方ラーメンに行こう。

そのくらい心の余裕がある良い時間を過ごせたイベントだった。


kawl.鈴木

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?