Kawamura, Hideya

河村 英也:大学卒業後、広告制作・編集会社に入社。マーケティングやプロモーションの企画…

Kawamura, Hideya

河村 英也:大学卒業後、広告制作・編集会社に入社。マーケティングやプロモーションの企画・プロデュース、PR・編集制作など、企業や大学・行政・団体のコミュニケーション支援に幅広く従事。最近は企業等が周年の節目を機に発刊する社史・記念誌の制作に携わる。

最近の記事

出店を日常の近くにシフト

無印良品の新たな出店戦略についての記事がありました。これまでのショッピングセンターなどの商業施設への出店から、スーパーマーケットに隣接した独立店舗で出店するなど、日常生活を支える方向を強められているようです。 そして、地域とのつながりを大事にされ、「スタッフは出店する地域をめぐり、その土地の文化を学」び、「地域のコミュニティーセンター」を目指されています。 物を買うだけでなく、日常生活を支え助け合える。そんな場所が、ごく当たり前に暮らしの中にあってほしいですね。 ■ht

    • 運転もしてもらえるカーシェア

      すでにクルマの運転をしなくなってから15年くらい。すっかりペーパードライバーになってしまいました。バスなどの公共交通機関が減りつつある中、将来の移動手段には不安があります。 そんななか見つけたのが、この「コミュニティ・カーシェアリング」の記事。静岡県富士宮市で昨年4月に始まった、地域住民で1台の車を共同利用する取り組みについて書かれていました。特に気になったところは、カーシェアだけでな運転もしてもらえるところ。そのため運転ができなくても安心です。 記事が書かれたのは昨年6

      • 企業活動のすべてが理念の実現に

        企業・組織の理念について考える取り組みをしている中で、半年ほど前から企業サイトに掲載されている理念を調べています。それを続けていると、いつの間にかトップメッセージに面白味を感じるようになってきました。 先日おっ!と思ったのがクリナップ株式会社の「代表ございさつ」。「企業活動のすべてが、この理念の実現に向けられています」と述べられ、短い中に企業理念を大切にしている想いが込められていました。 同社では、「企業理念」の上位に創業者理念「五心」を掲げています。創業者の想いが強く、

        • 創業時の話はどうして面白い?

          社史は読まれない!と良く言われます。確かに、オーソドックスな社史ほど、記録性を重視して書き残すべき事柄を淡々と記載し、ドラマ性は乏しくなりがちです。読んでいて惹きつけられるものもなく、次第に字面を追うだけになり、心どころか頭にも残らず読むのが面倒になってくる、のでしょうか? そんな社史でも、創業の頃の話はなかなか面白い。ドラマチックで惹きつけられます。どうしてでしょう? 明治・大正とか昭和初期とか、その時代に面白さの要因があるのでしょうか? まだ社会が成熟していなくて、新し

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          何のために働くのかを改めて考えていく

          最近「何のために働くのか」ということに、とても関心があります。かなり大切なことだと思っています。 人生ももう後半。これからは「やりたい仕事」中心に働きたいですね。でも「やりたい仕事」について、これまで案外真剣に考えていなかったように思います。これをやりたい、あれをやりたいと思いつくことはあっても、「これをやっていこう」と突き詰めて考えていなかったと思います。 仕事として企業の歴史をまとめたりする中で、何のために事業を行うのか、何のために企業を存続させるのかなど、企業の理念

          何のために働くのかを改めて考えていく