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梓川流れる「上高地」と松本市の旅

日本各地から桜の便りが届くようになりました。暖かくなり雪解けが本格的になると、各地で春山登山の季節になります。

毎年4月末に開山を迎える、長野県と岐阜県の県境にある景勝地「上高地」。今回は上高地を流れる梓川とその周辺観光ポイントを紹介します。

と言いつつも、実は筆者自身が行きたいところをまとめただけに過ぎなかったりもします。

梓川

千曲川の支流犀川は上流部で梓川と呼ばれています。北アルプス(飛騨山脈)南部の槍ヶ岳を水源として、上高地を南に流れて、長野市で千曲川と合流します。

上高地

北アルプス(飛騨山脈)南部の長野県側、梓川上流にある景勝地。中部山岳国立公園の一部ともなっており、特別名勝と特別天然記念物/天然保護区域といった、国の文化財に指定されています。

河童橋

梓川にかかる、上高地のシンボルともいえる橋。この橋から北に穂高連峰を臨むことができます。また、4月末の開山から11月の閉山までの間、季節ごとに様々な梓川の風景を楽しむことができます。

白骨温泉

梓川の支流湯川の上流、乗鞍岳の麓に位置する温泉。川沿いに温泉宿が軒を連ねる温泉街です。泉質は硫黄泉 ,炭酸水素塩泉。「白骨の湯に三日入ると三年は風邪をひかない」と言われたそうです。

中里介山の小説「大菩薩峠」で紹介されて、数多くの文豪がこの温泉を愛でたそうです。

奈川渡ダムと梓湖

奈川渡ダム(ながわどダム)は、梓川に建設された高さ155メートルのアーチ式コンクリートダム。東京電力による大規模な水力発電所開発に伴い完成しました。このダムで作られるダム湖(人造湖)の名は梓湖(あずさこ)と言います。貯水量は信濃川水系随一です。

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