セフレ以上恋人未満の彼から離れることに決めた 〜男捨離決行〜
最近心の調子がよい。うつの気配がない。
イライラすることも最小限だし、仕事終わりにひどく疲れてしまうこともない。帰りにスーパーに寄れるようにもなった。
目にする全てが「敵」「無」「重」「苦」に思えていた世界に、ほのかではあるが明るい色が差し始めた感覚。呼吸を感じる。命を感じる。私は生きている、と思う。
正直、カラダの不調は残っている。正午前から頭痛が始まって、夕方から気持ち悪くなり、肩と首はずっと痛い。毎日だからさすがに困ってはいるけれど、仕事が手につかない程でもない。それに薬を使わなくても眠れる日が増えた。
だから本当に症状がそれだけなのだ。
ココロ側の不調がほぼない。
家族ともうまくいってる。
親戚の集まりにも参加できた。
母を誘って舞台も観に行った。
うつになる前の空気に戻りつつある。
会社の同期とも食事に行けた。
うつになってから会えなくなっていた古くからの親友たちとも会えた。
少しずつ外部との接触を増やせている。
通えていなかったジムにも行けた。
ストップしていたダイエットも再開した。
自炊も出来ている。
自律神経に改善の余地ありと感じ、整体にも通ってメンテナンスもしている。
うんうん、自分の身体もケアできている。
健康意識が高まっているのはいい兆候。
それに例のセフレ以上恋人未満の彼からも卒業できてきる。
…もしかしたら最近の"ココロの健康"は、この影響が実は大きいのかもしれない。
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彼に最後会ったのは11月半ばの日曜日。
その日は午後から雨予報だったので、昼前に合流して1日家の中で過ごした。一緒にスーパーに行って、彼に昼ごはんを作ってもらい、セックスをして、なんとなくテレビを見て、次はどこ行こうかなんて話す、本当にごく普通の1日だった。
翌日は月曜日で私は早く帰りたかったので早々に夕飯前には切り上げた。
その時点で「もうこれで終わりでいっかー」と思ってる自分もいたので、帰り際、駅の改札で見送ってくれる彼に「じゃあね、ありがとう」と少し気持ちを込めて伝えてみた。彼はいつものように「うんまたね」とにこにこ笑っていた。
家に着くと彼から夕飯の動画が送られてきた。お昼に作ったお鍋の残りを、お漬物と白飯とでかき込む、ASMRのような動画だった。他愛もない。
すると彼が「最近お金使いすぎちゃったからしばらく100%自炊にする」と言ってきた。
でも浪費の原因はもちろん私。この1〜2週間、3日に1回のペースで会っては外食をしていたので、1人暮らしの彼にとっては少々痛手であっただろう。
申し訳なく思い「余裕でてきたらまた会おうね」と送った。
「じゃあこれからしばらくお家デートしよ」と送ることもできたが、自炊とはいえ口が1つ増えたらその分食費はかさむ。それも申し訳ない。
それに毎回お家デートだと本当に"セフレ"になってしまう気がした。それは嫌だった。
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そして12月最初の金曜日、彼にやっと返信をした。
「もう終わりにしよう!」と。
返信を見る限り彼には余裕がなさそうだった。
今にも潰れてしまいそうだった。
彼にはこれまですごく大切にしてもらったのに、これでは去り際がひどすぎると思ったので「やっぱり一度会って話そう。気持ちが落ち着いたら連絡してね」と伝えた。"捨てる"ができるほど、私は彼を恨んでなかったし、大事な人だった。
とはいえ心持ちは彼からの連絡は来ないテイでいる。もう二度と会わないだろうと。べつにそれでいい。恐らくないと思うが下手に逆上されても怖いし。会ったところで後ろ髪が引かれてしまっても困る。
ずっと彼と付き合いたかった。
でもこのまま卒業できれば幸せなんだと思う。
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以前、私はnoteにこんな記事をupしている。
これを自分で体感する時がきたみたい。
検証結果やいかに。
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