完全MtG初心者をアリーナでミシックにする旅(第6回)「3つのアドバンテージで損得を見極めろ!」(※途中から有料100円記事)
「ずっとドラフトやってるせいで、だいぶワイルドカードが集まってきたな。もう青単は作れるか。クロック・パーミッションは得意だし、サイドボード無しの環境ではクロールも少ないはずだからわりと良い選択だろう。ちょっと組んで、構築の方のランクも上げてみようかな」
~~数10分後~~
「だ、ダメだ・・・罪悪感と作業感に耐えられん。配布デッキを改造してわいわい遊んでるところにガチデッキ持ち込むやつは害悪だよ・・・あと単純に、雑にやっても勝ててしまうので作業感がね。ここまで無敗だし。シルバーくらいまではずっと無敗でいけてしまうらしいが、その前にうつ病のカワウソメンタルが死んでしまう・・・今日のところはこのくらいにしておこう。さて、ファングさんは・・・と」
「カワウソさんに書き置き。コイン溜まったので、ランクドラフト行ってきます」
「あぁ、すれ違いに終わってしまったか。ではもう1回ドラフトを・・・ん?」
「うーん、未だにインスタントの使い方が下手くそ・・・例えば相手が5土地があって3マナモンスターが出たときすぐに除去した方がいいのか、様子見してバトルした時相手の残りのマナ使わせてから除去するのか、結構悩むんですけどどっちのがいいのかなぁと」
「色によるのでは?」
「君達は、イラスト書きで数多のソシャゲやらゲーセンやらの沼を浅い範囲で反復横跳びするのが趣味の沼ちゃんこと哀架さんと、数年前私が3時間MTGの基本を教えた後でカードショップのドラフト大会に叩き込んだマンボウさん!」
「説明的なセリフ乙です。ていうかそんなことしたんですか」
「まぁ今では感謝していますよ・・・ライトにでこそありますが、ちゃんとリアルで自分のデッキを持って楽しんでいます。青白コンいいですね」
「さておき。目についてしまったので教えませう。ファングさんに教える予定だった、「今有利か不利かを考え、押し引きを学ぼう!」の話を行います。これNoteに載せますから、ファングさんの代わりにマンボウさんと哀架さんは適当に反応したりしてみてください」
「はーい」
「さて。除去を撃つってのは、ようするにカードの交換をしてるわけだね。除去にしても、クリーチャーの相打ちにしてもそう。では、極めて基本的な例を話そう。いじわるな質問するから、考えてみてね。相手の2/2が攻撃してきました。こちらに2/2がいます。ブロックしますか?」
「相手のマナ見て、呪文が飛んで来なさそうであればブロックして1対1取りに行きます。あとはこちらのモンスターの展開具合にもよりますが・・・」
「ふむ。シャドバとかドラクエライバルズとかの発想だなぁ」
「自分のライフと相手のマナ具合を見てから考えます。ライフ残り2ならブロックしないと死ぬのでブロック。私はどっちかと言えばしない」
「ちょっとはマシな答えだけど、最初に言った通りいじわるな問題なので不正解です。この問題の答えは『状況説明不足でわからない。すべての状況を見て、得だと思えばする。損だと思えばしない』です」
「じゃぁ何が得で、何が損なのか。ここでマジックには3つのアドバンテージという概念があります」
・カードアドバンテージ
・マナアドバンテージ
・ライフアドバンテージ
「マナと手札と・・・なる、ライフもそうですね」
「ふむふむ」
「この3つを総合して、得か損かを判断するんだ。具体的に上から説明しよう。カードアドバンテージってのは、カードの枚数と質の損得だね」
「例えば、1枚で2体のクリーチャーを除去するカードや、除去をしながら墓地からカードを回収するカード、2枚カードを引くカードは、1枚が2枚に増えてるよね。これが枚数のアドバンテージ」
「また、こちらの2/2が能力なしの2/2で、相手の2/2が極めて強い能力を持った2/2なら、その交換は得だよねこれがカードの質のアドバンテージ」
「接死とか出来れば攻めにくいので打ち取っておきたいですね・・・」
「そうだね。じゃぁちょっと考えてみよう。君の手札にショックがあります。1マナで2点ダメージを与える赤のインスタントだね。これでクリーチャーを除去すれば、ショックとそのクリーチャーの1/1交換になるよね。では、ショックで1対2や1対3交換ができる状況って想像できる?」
「うーーん」
「マンボウさんはわかるだろうね。哀架さん考えてみよう」
「黙ってますー」
「アタック時攻撃トークンが出てくる効果のモンスターに打つ?」
「なるほど。放置すると相手が得しちゃうから撃つわけだね。それも確かに正解の1つだ」
「です」
「でも、その瞬間は1対1交換でしかないね。正解は・・・」
★★★無料お試し内容ここまで★★★
以下の内容は100円です。簡単にまとめるとこんな内容が書かれます。
・それぞれのアドバンテージに関する詳しい説明を具体例を混ぜながら。
・戻ってきたファングさんのドラフトの結果と、次にドラフトをする時のさらなるヒント
このシリーズの第0回はこちらのリンクから。
次回以降かこちらから。
また、あわせてこちらのリンクから「MTGプロ文化の応援と、私の今後のNOTEの方針に関して」もご一読ください
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