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当方グルメ日記1

麻婆豆腐

いつも思う…、味の開拓とはまさに無限であると言うことを…。悠久の時を経て料理は様々な歴史を生み出し、時には発展し時には淘汰される。まさに種の生存と死である…というくだらないことを考えながら今食べたい料理を思い浮かべる。
「…ふむ、辛いものが食べたい…。」
時折辛いものが食べたくなる当方…、辛い何かを食べるのかでまた迷い始める。
ふとケータイで時間を確認しようとするとニュースにこう書かれてあった…
[今話題!花山椒たっぷり麻婆豆腐特集!]

…これだ。これなんだ、私が食べたかったのは…。前に中国人の友に作ったもらった花山椒の効いた麻婆…、あの味が脳裏に浮かぶ。当方の空腹度は上昇し、よだれの泉が溢れ出てくる。きっと当方の顔は🤤←こんな顔をしているであろう。こうしてはいられない!急ぎ足で車に急ぎ、本格中華飯店へと向かう。
中に入り麻婆豆腐と餃子を頼む……待ちきれない当方は水を飲み麻婆豆腐と餃子の味を想像していた。
…そしてでてきた麻婆豆腐は……麻婆じゃなかった、…辛くなぁい、痺れない…。そして…あんまり美味しくない。
( 💢.д.)…は?
思わずイラっとしてしまった。仕方がないのでラー油をかけて食べる。餃子は美味しいが麻婆豆腐は悪い……なんてこった。
店を出て食べたかった麻婆豆腐の愚痴を言う。多分その頃の当方の顔…某運命のゲームの主人公の義父みたいな顔をしてるだろう…

中国人の友人からまた麻婆豆腐の話を聞く。痺れる辛さ、香る香辛料、そして癖になる後味。日本のものとは違う旨さに私の口の中は大洪水だ…。
…また作ってもらおうかな…

2019年1月16日 記録

いかがでしょうか?
今回は当方口調で物語を進めてみました!
真面目で融通の利かない主人公…だけど料理に関しては只ならぬ情熱を持ち愛する彼の物語を見守ってくれるなら幸いです^_^
なお、若干孤独のグルメを真似たような感じではございますのでご不快ならば善処いたします。
ご拝読ありがとうございました!ご意見、質問があれば是非お願いいたします^o^

#小説 #食べ物 #孤独のグルメ風 #当方口調
#日記風



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