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noteとTwitterをもっと身近なモノに。その3:スプレッドシートに記録した全体ビュー数を可視化する

本記事は、GoogleAppsScript(以下、GAS)を使って、自動収集したnoteダッシュボードの全体ビュー数を可視化する機能を紹介します。

今回作成する機能のイメージ

TwitterAPI有料化の詳細がまだ明らかにされていないため、
予定を変更して、TwitterAPIを利用しない、noteとGASのみで完結する機能を先に紹介します。


1:はじめに

本記事は、前々回の記事で紹介した、
作業①の【Googleスプレッドシートを新規作成】
作業②の【GASオブジェクトの新規作成】
まで完了していることが前提
となっています。
作成する方法は無料公開部分で紹介しており、2~3分で作れます。

前々回記事はコチラ。

さらに前回の記事で紹介した、データ蓄積シートの作成が前提となっています。


2:データを可視化するスプレッドシートを準備する

①前回の記事で作成したスプレッドシートを開き、シート下部の左にある「+」をクリック、「名前を変更」をクリックし、シートの名前を「PT」に変更する。

以上でスプレッドシートの準備は完了です。


3:データを可視化するスクリプトを準備する

プログラムの知識は必要ありません。以下で公開するスクリプトをコピーするだけでOKです。
①メニューの「拡張機能」「Apps Script」をクリック。

前回の記事で作成したGASオブジェクトの編集画面が開きます

②左メニューの「ファイル」の右にある「+(追加)」ボタンをクリックし、「スクリプト」をクリック。「4_PT調査」という名前のスクリプトファイルを新規作成する。

今後どんどん機能を追加していきますが、機能ごとにスクリプトファイルを分けることで、スクリプト管理が容易になるようにしています。

➂作成したスクリプトファイルにスクリプトを貼り付け、保存する。
貼り付けるスクリプトは、本記事下部の有料エリアに置いておきます。

スクリプトを貼り付けて、保存ボタンをクリック

以上でスクリプトの準備は完了です。


4:データ可視化スクリプトを動かしてみる

①スクリプトファイル「4_PT調査」を選択し、実行するスクリプトが「PTReserch」になっていることを確認し、「実行」ボタンをクリック。

データ可視化スクリプトの実行が完了したら、スプレッドシートを確認してみましょう。「PT」シートに、時間帯別のビュー数表ができていますね!

以上で今回の作業は終了です。

※2023/5/6追記

データ可視化スクリプトを実行した際、実行ログに以下のような表示がでる場合があります。

1日分のデータが6行分ではない場合に表示されます。

このメッセージが出た場合は、データ蓄積シートの該当する日付を確認します。

トリガーの動作が不安定になることがあり、二重実行や実行空振りが稀に発生します。

この場合は、手動でデータ行を挿入または削除し、1日分のデータが6行になるようにしてください。

データが多い行は削除、少ない行は挿入し、
1日分のデータが6行になる(赤枠)ように修正する






次回は、「全期間」シートに記録したビュー数を使って、前日からの増分を自動ツイートする機能を紹介します。

最後まで読んでいただきありがとうございました。



以下、有料エリアです。公開したスクリプトを置いておきます。

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