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【ドラマレビュー】アンナチュラル エピソード3


※ネタバレを大量に含みます。ご注意ください。


エピソード3は、UDIラボの司法解剖医二人がそれぞれ司法裁判に関係するというお話。


ひょんなことから過去にUDIラボで関わった事件の検察側代理証人をすることになるミコト。
しかし何故か次回法廷では被告人側証人となり、「女性」であるがゆえの理不尽な理由で窮地に追い込まれます。女性の社会的地位という点では先進国の中でも最低水準にある日本だからゆえの展開でしょうね。恥ずかしい限りです。

典型的な優柔不断な被疑者と

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典型的な老害と

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典型的な「白も黒に変えてしまう」検事に追い詰められます。

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ミコト(と東海林)肉を刺します。

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一方中堂の方は、部下の検査技師にパワハラで訴えられるという内容。

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「…108回だと…言われた」
エピソード3で一番好きなシーン。これは、「クソがっ!」「クソすぎるっ!」と部下に言い放った回数(笑)。パワハラで訴えられる遠因にもなっている、中堂の非調和的な態度と言動についてたまりかねたミコトが指摘、中堂が初めて自分の話を周りに話すシーン。
これを境にして、UDIラボメンバーと中堂との心理的距離が終盤に向けてどんどん縮まっていきます。


ミコトの裁判の方は、中堂がミコトの代わりに証言台に立ち、ステレオタイプ達を一網打尽にする論理展開で逆転無罪。

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決まり手となったケイ素について少し触れておきましょう。ケイ素と言えば半導体、シリカゲルでよく知られていますが、炭化ケイ素はめっちゃ硬いため研磨剤に用いられることを今回初めて知りました。キン肉マンに登場する悪魔将軍が操ることで有名(?)な硬度は9.5。こうやって知っている知識と連係させておけば、いつかこの引き出しが役に立つ時が来るかも知れません(笑)


エピソード3のLemonシーン。全エピソード中最も響かないシーンでしょうか(笑)。

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中堂の訴訟のほうは、ミコトが「クソ禁止誓約書」と「次就職先の紹介状」を渡し、訴えを取り下げるように説得することでひとまず一件落着。

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最後に葬儀屋の木林さんに触れておきましょう。エピソード1では中堂から賄賂を受け取り葬儀屋に集まるご遺体の情報を横流ししているシーンがあるなど、何やら怪しげな様子。

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