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【ドラマレビュー】アンナチュラル エピソード2


※ネタバレを大量に含みます。ご注意ください。

エピソード2は、メインストーリーとしては自殺願望のある若い女性を拉致監禁殺害する犯罪者の話。それと同時進行で、ミコトのバックボーンが語られます。
久部がゴシップ記者から、ミコトは過去の練炭無理心中の生き残りという事実を聞かされた矢先に、四人の練炭自殺現場の検死に向かうミコトと東海林と久部。「「臨場」の内野聖陽(検死官)」の替わりに来たのできっちり解剖します、と自殺で収めたい刑事に言い放つミコト。(ちなみにこの刑事の方はどちらかというとかなりUDIラボ寄りの刑事さんなんですが、今回は立場上解剖を渋っている、という背景)

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四人の解剖の結果、一人だけ死因が一酸化炭素中毒ではなく凍死であることが判明。しかも凍死した女性の胃からダイイングメッセージを発見。胃の内容物の調査もUDIにおまかせ。
久部「科捜研とかがやるんじゃないんだ…」
東海林「沢口靖子も忙しいのよ」
(笑)

ミコトしゃぶしゃぶ食べます。

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さらに一酸化炭素の充満割合から、凍死した女性は第三者の犯人によって練炭自殺現場に後から運ばれたことを理論的に導き出すミコト。

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しかし警察は練炭自殺の首謀者の無理心中と結論付け、第三者の犯人はいなかったものとして事態の終息を図ります。
ミコト「助けてっていう彼女の言葉、生きているうちに助けられなくて、死んでからも見なかったことにするんですか…」
このあたりからもミコトの「法医学は未来のための学問」という信念が見てとれますね。

ミコトバナナを食べます。

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他殺の証拠探しは全然あきらめないミコト。鑑識に出してもらった凍死女性の髪に付着していた塩分濃度に近い温泉に向かい水質調査。

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さらに、温泉近くに移動冷凍車を発見する。

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冷凍車の内部を調査するミコトと久部。結束バンドとダイイングメッセージの続きを発見し、凍死させられた女性の他に監禁されている女性がいることを突き止めるも、監禁首謀者の第三の男に冷凍車内部に閉じ込められてしまいます。

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かろうじて中堂に電話が繋がったと思いきや、さらにそのまま溜め池に冷凍車ごと落とされるというハリウッド映画もびっくりの展開。

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冷凍車内に浸水し始めるなか、ミコトは真っ先にカバンから水質検査キットを取りだし水の成分特徴を中堂に伝えます。「亜硝酸性窒素1.5以上、p.h.6.8…」

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ここからがエピソード2で一番好きなシーン。エピソード1と同じパターンですね。しかも今回は制限時間付き。与えられた情報をもとに持てる知識をフル回転させ、ミコト達が落とされた溜め池の場所を特定。かっこいい!

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久部「完全に水没したら?」
ミコト「息を止めてじっとしていれば2,3分は持つ。呼吸停止からも3分は心臓が動いてる。その間に救出されれば助かる見込みはある」

もちろん水中と空気中の違いはあれど、10分弱呼吸が止まってチアノーゼも出ていた自分が意識を保ってたのって、結構すごいんじゃ?(笑)

極限状態でも明日の晩御飯の話をするミコト。自分もチゲ食べたい!


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エピソード2のLemonシーン。凍死した女の子のダイイングメッセージにより助かった女性が、亡くなった女性を見送るシーン。

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ゴシップ雑誌に情報を流していることに罪悪感を感じ始める久部のシーンでエピソード2は終了。


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