とりあえず２本できたので備忘録を

先に掲載した
「鉄騎鋼女（誌面スタイル版）」　https://www.pixiv.net/user/5544922/series/235342
と
「ソミアの熱烈潜入捜査中（誌面スタイル版）」（一応Ｒ指定なのでpixivのみに掲載）https://www.pixiv.net/user/5544922/series/246611
が完成したので、描いて感じたことを次回作のために書き残しておきます。

どちらの作品も画面キャプチャーサイズ版（フルＨＤ版）を再編集して作ったため、ネーム的には原盤にかなり引っ張られてしまいました。
フルＨＤ版は紙芝居的な性質から、セリフをギュウギュウ詰めになっており、誌面スタイル版に変更するときも影響してしまったという事情はあります。
以下の例ではちょっとフキダシのセリフ量が多すぎると感じてます。
ページ数を増やすべきかもしれませんが、そうなるとモデリングシーンを追加する必要もあるため（特に今回は再編集版だったので）あえて詰め込んでしまいました。
次回作ではゼロからのネームを起こす予定なので、もう少し改善する予定。

「鉄騎鋼女」第８話より

ちなみにこのページでは５３番倉庫の中にこの５人を立たせていますが、ポーズを変えている（モデルデータを差し替えている）のは右下のユリエ・バルトンだけです。
１コマ目では、フキダシでミゼラ警部の姿を隠して彼女の向きを誤魔化しています。
全く同じポーズでもカメラの画角を変えるだけである程度印象を変えられるので、１モデリング１コマという訳では無く、以外とモデリングカロリーは低くできます。

「ソミアの熱烈潜入捜査中」第５話より

このページでは１～３コマ目と４コマ目の２種類のモデリングデータを用意しています。（といっても４人の人物だけですが）
４コマ目では、前のコマと不自然にならないように４人の配置と台詞を決めています。
複数人の会話シーンでは、台詞の順番によってキャラの単独コマを作るケースが多いと思いますが、３ＤＣＧだとキャラの置き場所を工夫することで同じカットで会話ができてしまいます。背景もしっかり写ってるので、背景を見せるためにも大コマを使いたいと思ってしまう傾向があります。

１コマに詰め込む台詞の量は見直す余地大ですが、コマとキャラの配分については、まだ自分でも答えが見つかっていません。
こんなシーン、手描きでやったら軽く死ねるでしょう。ロングやバストアップも多用し過ぎだし。
３ＤＣＧマンガのメリットであると同時に欠点でもあると思っています。

とにかく、数をこなしていくしか無いんだろうなぁ (・_・ )