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水木一郎、村田兆治、渡辺徹、イビチャ・オシム、上島竜兵、…著名人の訃報に接して考えることは

先週までコロナに罹患して苦しんでましたが、ようやく治ってきました。
最初の頃は熱が40度近くまであがったり、咳が止まらなかったり、喉の痛みで何も食べれなかったりと、想像以上に重症で「嗚呼、確かに2020年頃にコロナが出始めた頃はもっと症状も重くて、致死率も高かったから、志村けんとかそりゃあ亡くなる方もいるだろうなぁ」と思いながら寝込んでました。
ほぼ完治した今は、改めて健康って本当に大事だなぁと心の底から思います。

コロナで寝込んでいた時、アニソンの帝王、水木一郎さんが亡くなったというニュースを見ました。直前まで車椅子でステージに立って歌っている姿を見ると、胸込み上げてくるものがあります。

2022年12月6日 水木一郎さん(74歳)

今朝もリポーターの前田忠明さん(享年81歳)が訃報のニュースを目にしました。昨日は子どもの頃に聞いた「ロマンティックが止まらない」で有名なCCBのドラム&ボーカルの方(笠浩二さん 享年60歳)が亡くなったというニュースを目にしました。

自分自身が歳を取ったせいもあり、こうした訃報を意識するようになったのか分かりませんが、今年も沢山の著名人の方が亡くなりましたね・・・

2022年11月28日 渡辺徹さん(61歳)
2022年11月11日 村田兆治さん(72歳)
2022年10月19日 仲本工事さん(81歳)
2022年10月1日 アントニオ猪木さん(79歳)
2022年9月30日 三遊亭円楽(6代目)さん(72歳)
2022年8月24日 稲盛和夫さん(90歳)
2022年6月2日 出井伸之さん(84歳)
2022年7月6日 高橋和希さん(漫画家「遊戯王」58歳)
2022年 5月11日 上島竜兵さん(61歳)
2022年5月3日 渡辺裕之さん(66歳)
2022年5月1日 イビチャ・オシム(80歳)

他にも作家や東京都知事もやった石原慎太郎さん(享年89歳)、小説家の西村賢太さん(享年54歳)、俳優の西郷輝彦さん(享年75歳)、俳優の志垣太郎さん(享年70歳)、タレントの宝田明さん(享年87歳)、タレントの松原千明さん(享年64歳)、俳優の山本圭さん(享年81歳)、漫画家の藤子不二雄Aさん(享年88歳)、司会者の柳生博さん(享年85歳)、アナウンサーの河村亮さん(享年54歳)、歌手の葛城ユキさん(享年70歳)、女優の島田陽子さん(享年69歳)、そして安倍晋三元首相も(享年67歳)

こうやって名前を挙げると沢山の方がお亡くなりになりました。
心からご冥福をお祈り申し上げます。

自分自身が子どもの頃から見てきた著名人が亡くなると、得も言われぬ感情に襲われますね。寂しいというか、虚しさというか・・・

死というものを身近に自分ごととして捉えることは、残りの人生を精一杯、充実した時間を過ごすためには、非常に大事なことですよね。

名著「7つの習慣」の中でも著者であるスティーブン・コビー氏が言っているのは、「終わりを思い描くことから始める」ということが極めて重要と言ってます。”終わりを思い描く”というのは、具体的には自分自身のお葬式を想像したときに、参列者の記憶にどのように残りたいのかを考えるということだそうです。どのような参列者の方々がいらっしゃって、どのような声をかけてもらいながら見送られたいのか。それを想像することが今を精一杯生きることにつながるということです。

若い頃はいまいちピンときていませんでしたが、この年齢になってくると、自分自身の「終わりを思い描くこと」は、めちゃくちゃ大事だってことが分かります。
結局、生きるってことは、この”死”ってことを常に考えているか、しっかり胸に刻まれているか否かで、行動が変わってくるという話が、年齢と共に腹落ちできるようになりました。

その昔、幕末などの時代、武士道は常に”死”と隣り合わせで死を覚悟しながら生きることで、その一瞬一瞬の”生”が、稲妻のようにほとばしるかのように太く力強い人生になっていく。そうした武士の生き様が明治維新の原動力にもなりました。
このように、自分自身の終わりを思い描き、死を意識しながら生きることは残りの人生を精一杯、充実した時間を過ごすためには本当に大事なことです。

では、残りの人生をどう生きていくのか? 自分自身だけのために生きるのか?って言うと、そういう生き方はちょっと違うかなぁって思います。ちょっとカッコ悪いでよね。シンプルに。
世界を救う!みたいな凄いことは言うつもりはないけど、少しでも誰か困っている人に役に立てるような生き方を出来たらなぁ、社会の歪みや不平等さを替えられたらなぁって個人的にはずっと本気で思っています。

この前、ふっちーさんが紹介してくれたコロナによって、子どもたちの学校生活も様変わりし、その心の声を表現した動画。この動画、すごく心を揺さぶられますね。※ご覧になっていない方は是非!

著名人の訃報ニュースから、死を身近に感じ、自分自身の残された時間を考えるタイミングでこの動画をみると、この不平等で歪んでしまった社会を今後生きていく若い世代のために、少しでも何かしてあげられないかって思いました。
改めてスポチュニティの活動を通じて、若い世代のために社会を少しでも帰られたらと思いました。

ここまで読んでくださって有難うございます。
あなたは、自分自身の終わりを思い描いてますか? 
自分自身の葬式の参列者の記憶に、どのように残りたいですか?

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