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~同窓会屋の広報による本気シリーズ第三弾~社内報を本気のラジオにしてみたら…0円で会社は一変!!

こんにちは、笑屋の広報カワテです。
同窓会屋のいろんなことを広報視点でお伝えするシリーズも第三弾となりました!今回は、弊社の社内報についてご紹介します。

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今年6月から始めたこの取り組み。2週間に一度収録を行い、隔週水曜日の15時に放送し、全9回の配信を行ってきました!

まずは、これまでの社内報ラジオ全放送回分を終えたあとにとった社内調査の結果をご覧ください。

アンケート①

弊社の社内報浸透率はなんと95.7%!!!ほぼ全社員が全放送回を聞いていることもわかりました。

さらにこんな結果も。

アンケート②

社内報を始めた目的の一つが他部署の透明化でもあったため、半数以上の社員が社内報を通じて他部署の仕事の理解を深めていることがわかりました。

社員が、「次のラジオいつ?」「前回の放送聞いたよ」と声をかけてくれることや、ラジオを聞いた社員同士が話している姿を見ると社内報ラジオをやってよかったと感じています。

ここからは、この結果に至るまでの半年間とその全貌をお伝えしたいと思います!

社内報ラジオを始めた理由

私が広報として入社した1年半前、弊社には社内報は存在していませんでした。
私も当初は社外報に力を入れておりその必要性を感じていませんでした。
しかし、徐々に社員が増え、新サービスのプロジェクトが立ち上がるにつれ社内の動きや社員の仕事内容が不透明化していることに課題を感じました。
背景には社員同士のコミュニケーションの希薄化もあったと思います。

そこで主に以下の目的で社内報を始めることになりました。

【社内報の目的】
1、社員の仕事内容の透明化
2、部署ごとの仕事内容と会社の方向性の把握
3、一緒に働く仲間のことをより知る

なぜ、”ラジオ” にしたのか
それはほんの雑談から生まれた話でした。上期総会後の懇親会で社長と「社内報をラジオにしたら面白そう!」と当初は軽いノリでした。

私自身、前職がアナウンサーだったこともありラジオ番組も持っていたので、番組の作り方や放送自体はすぐにイメージが沸きました。
しかし、どうやって収録すればいいの?機材は?と機械系はもっぱら弱くお手上げ状態。そんなところに、開発部の社員がプライベートでポッドキャストラジオを配信していることがわかりました。
「ラジオやるなら機材貸しますよ!」と言ってくださり、編集の仕方も教えてもらえることに!

私の中ではイメージがどんどん沸き準備も万全、6月から11月の半期で社内報ラジオをやると心に決めすぐに動き出しました。

参考までに、最初に決めたことはざっとこんな感じです。 

・ラジオの目的
・ラジオのタイトル
・ラジオの内容(構成)
・どのくらいの周期でいつ放送するか
・社員への共有はなにでするか
・最初のゲスト決め

ちなみにラジオのタイトルは「かわてようのときめきWednesday」です!笑
タイトル案を全社から募り、隔週水曜日の放送、わくわく感を出したい、そしてあえて”ラジオ”という言葉をいれずインパクトのある名にしたかったなどの理由を踏まえ決定しました!
のちに”ときめき”というあだ名がついたことは言うまでもありません…

「ときめきWednesday」のここが本気

最近では他社でも社内ラジオをしているというお話を聞くことがあります。しかし、他社とは違う弊社ならではの魅力が5つあります!
弊社の本気度をお伝えします!!

①「価格」が本気。
弊社ではすべて自前で収録・編集・放送を行っているため実質0円で社内報を制作しています!他社のサービスを使うこともしていません!

②「機材」が本気。
弊社では下記のような機材を使用し収録をしています。
こちらは開発部社員のもの。
昔バンドを組んでいたようでそのときのマイクや音響設備をこのような形で使用させていただいております!機材関係に関してはプロです!神です!

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③「音源」が本気。
オープニングやエンディング、コーナーとコーナーの間で使用する曲(ジングル)などすべて弊社マーケ担当社員の手作りなんです!
副業で音楽クリエイターをやっていることもあり、今回の社内報ラジオで使う曲はすべてこのためだけに作成していただきました!音楽関係のプロです!
(楽曲制作した社員のサイトはこちら→brightwin/Shinichiro Ozawa

ジングルの収録風景の写真です!
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④「パーソナリティー」が本気。
パーソナリティーは広報の私が担当しています。前職がアナウンサーだったこともあり当時の事を必死に思い出しながら取材・構成・収録・編集まで行っています!

⑤「コンテンツ」が本気。
コンテンツは、「社内全員が楽しめる」をコンセプトに設定しました!
オープニングで本日のゲスト紹介をした後、まずは「笑屋人(しょうやびと)」というコーナーを設けています。
ゲスト社員の前職から入社経緯に加え、現在の業務内容と今後の抱負など、主に仕事に関連することついて根ほり葉ほり聞きます。
次のコーナーに行く前に、ゲストのおすすめリクエスト曲を流します。ここで社員の人柄や趣味が少しでも垣間見えるようにしています。
最後は「お便りコーナー」。全社員から事前に次回ゲストへのおたよりを募集してその質問に答えていただきながら展開します。普段は聞けないプライベートなことや日々のありがとうの気持ちなど毎回たくさんのお便りが集まります。ラジオネームでの募集にしているため、「このラジオネーム誰だろう?」と詮索する楽しみもあります(笑)
より本物のラジオに近づけるように努めています!

こんな流れで毎回放送していますが、平均収録時間は約45分!
長っっ!!!と思うかもしれませんが、これがまた聞いてみるとあっという間なんです。

ここで、、、、全部を放送することはできませんが、弊社の本気の社内報ラジオ「かわてようのときめきWednesday」のほんの一部をどうぞお聞きください!マーケ担当制作の音源にも注目です★
(オープニング→笑屋人→お便りコーナーの順で編集をしています)

放送までの流れ

では収録から放送までの流れをご紹介します。
放送1週間前:次回ゲストと打ち合わせ
経歴や仕事内容などについての取材も兼ねつつ1時間のMTGを組みます。
どんなことを話すか、NGな内容はあるかの他に次回の指名ゲストやおすすめ曲もここで確認。
その社員の魅力と伝えるべきポイントをここで絞り込み、ゲスト自身にも話す内容を整理してもらう大切な時間でもあります。

放送6日前:お便り募集
全社員からGoogleフォームを使い匿名(ラジオネーム)でおたよりを募集します。おたよりの内容は基本的には当日までゲストに内緒にしています!

放送4日前:構成作成
打ち合わせで聞いたことをまとめ、質問する順序や話の流れを簡単に作成しゲストに共有します。ある程度流れを決めておかないと収録時間がとんでもないことになります(笑)話すのが得意な社員とそうでない社員もいるのであったほうが便利です。

放送2日前:収録
収録自体は約1時間。基本的にはノーカットの疑似生放送で展開しています。コーナーごとに3つのパートに分けて収録をしていきます。大抵の社員が最初は緊張しつつも、終わった後は笑顔で帰っていくのが私の喜びでもあります。

放送1日前:編集
収録した3パートを繋ぎ合わせ、オープニングやエンディングやおすすめ曲を挿入して完成!

放送当日(隔週の水曜日):全社員へ
Googleドライブにデータを格納し、Slackで全社員に共有しています。
隔週水曜日の15時に必ず放送することで配信時間をわかりやすくしました。内容を要約することで、聞くハードルを下げるよう工夫をしています。
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ざっとこんな感じで収録から放送までを一人で行っています!
ですが、機材関係や音楽関係などほかの社員の協力があってこその「ときめきWednesday」。広報は1人ですが、それを手伝ってくれる仲間がいることにこころから感謝です。


大切なことは「ゲストファースト」

ラジオを行う上で私が大事にしていることがいくつかあります。
「全社員が楽しく聞けること」「普段聞けない話を聞き出すこと」など。
しかし、特に大切にしていることは上記も含めて「ゲスト社員を一番に考えること」です。
人前で話すことが苦手ならこちらから話を引き出す、できるだけ困らないように質問を選ぶなどの工夫をします。声で伝わる社内報だからこそ、その人柄がより伝わりやすくなります。話し手が楽しくないと聞き手もつまらない、話し手が緊張すると聞き手も不安になると思います。
なるべくゲストのありのままの姿を全社員に発信できるようにしていくことに重きを置いて気持ちのいい状態でラジオを終えてもらえるように「ゲストファースト」精神を貫きます。

やってよかった社内報ラジオ

冒頭でも記載したように、この半年で社内報ラジオを実施したことにより社内では沢山のいい変化が生まれました。個人的には、早くも「社内報ラジオ」が会社に浸透してきたと感じています。

この社内報ラジオ、改めて良かったことを振り返ってみます。
◎まずは、制作費が0円で済むこと。
とくにベンチャー企業のかたは、社内報にはそこまでお金かけられない…と感じているのではないでしょうか。雑誌型の社内報にしてしまうと印刷代、制作時間なども相当かかってしまいます。
◎弊社の社内報ラジオの制作時間は、1回分で約10時間。
頑張れば約1日で制作できてしまう計算です!
リスナーが好きな場所で空き時間に聞くことができる
冒頭のアンケートの中で社員がどこで聞いているのか質問してみると・・・

アンケート③

このような結果に。会社内で仕事をしながら聞く人、電車などで聞く人がダントツで多かったです。その他の中には「ジムで聞くのが習慣」との声も。
自分の好きな場所で、好きな時間に聞けるのはラジオのメリットですよね。弊社社員の社内報浸透率が95%以上なのも納得できます。

そして最後に一番良かったと感じることがあります。それは
広報として社員1人1人のことを知ることができた、ということです。
特にベンチャー企業の場合、広報担当として社員の事を知ることはメディアに対して有益な情報に繋がることがあります。個々でご飯に行ったり仕事の中で社員を知ることもできますが、社内報ラジオはゲスト社員としっかりと向き合いコミュニケーションが図ることができるため、こんなメリットもあったなと振り返って気が付きました。

来年からはリニューアルをしつつさらにパワーアップしていければと感じています。「かわてようのときめきWednesday」はまずは社員全員をゲストにお迎えすることを目標に、会社全体の方向性の意識統一と会社の躍進につながることを目指していきます!!!

おまけ
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