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夏はうんこ

インドアな自分にとって、夏は毎年うんこである。
たまに外に出る機会があると、じりじりとした空をいい加減にしてくれよと睨みつけては太陽光が視界に緑のきっしょい点をぼやけさせる。じわりと額ににじんだ汗の点が合流し、目の付近まで一筋の線を走らせる。こうして川ができて、いずれ海になるのだろうと、夏に起こった出来事でいかにも夏らしいことを連想してまた嫌になる。

テレビを点けると高校球児たちが美しい汗と涙を流しており、同じ体液でもこうも違うのかと白目を剥きそうになる。そのままソファに寝転びながら炭酸水を飲む。ペットボトルまで汗をかいており、ボトルを伝う水滴がシャツに数滴垂れてひやっとなる。これはこれで良いではないかという気持ちになって、少し眠る。外に出る機会さえなければ、夏は良い季節なのかもしれない。

8月は、2日の∞ホールでの公演、ダイヤモンド×ヨネダ2000×キュウ『200Q年宇宙の旅』から始まった。

8月2日(火) ダイヤモンド×ヨネダ2000×キュウ『200Q年宇宙の旅』

もちろんタイトルのベースになっているのは1968年公開のスタンリー・キューブリック監督による映画『2001年宇宙の旅』である。

原題『2001: A Space Odyssey』

ヨネダ2000の"2000"とキュウの"Q"を組み合わせた結果、タイトルからダイヤモンド要素が消えてしまったが、ご本人たちはそれでもなぜか「全然良い」と言っていた。

公演が始まる直前、会場内には爆音でリヒャルト・シュトラウスの『ツァラトゥストラはかく語りき』(Also sprach Zarathustra)が流れる。『2001年宇宙の旅』の冒頭シーンと同じように、この公演もツァラトゥストラで幕を開ける。

ネタ部分の出囃子映像は宇宙空間をモチーフに作成。音楽は『スター・ウォーズ』のような雰囲気で、途中で流れているモールス信号は2014年公開のクリストファー・ノーラン監督による映画『インターステラー』をイメージしている。ちなみに、このモールス信号で伝えている言葉は「ようこそ」である。

実際の出囃子映像



8月5日(金) ダイヤモンド×真空ジェシカ ツーマンライブ『スポーツ漫才王決定戦 タイトル案:ガク』

こちらに関しては以前に別の記事で詳しい内容に触れているので、そちらをチェックいただければと思います。



8月12日(金) 『おもしろ漫才おもしろライブ』

第10回目の開催となったおも漫。今回は忘れる。さんが出演なしになったため、シークレットゲストとしてパンプキンポテトフライさんが出演。実はフライヤーの段階から"パンプキンポテトフライ"を匂わせていたことに気付いた人は何人いるのだろうか。

左下にパンプキン

全てのネタが終わり、エンディングMCで飛び出してきたのは「チーボ」こと忘れる。橋本さん。今回は出演なしだったはずが、ラストで急遽エンディングに橋本さんのみ登場すると出演者の悪ふざけスイッチが一気にオン。収集のつかないエンディングを橋本さんが無理やり締めて、半ば強制暗転気味に公演は終了した。



8月26日(金) 『仁丹天丼丸三角』

第9回目となる今回は、キングオブコントへの対策として初のオンライン配信を入れずに開催。会場チケット即完となった。

準決勝を控えるメンバーも出演し、いつも以上に会場は熱気を帯びていた。元々ジェラードンさんにご出演いただく予定が、直前で出演不可となり急遽キャンセルに。

この公演の直前に開催予定だった『西本を困らせたい。11』も開催延期となり、皆様には大変ご迷惑をおかけしました。私たちに連絡が回ってきたのが公演時間の1時間前ぐらいだったので、既に会場入りしてリハーサルの準備を行っていました。必ずどこかで開催しますので、その時はぜひお越しいただけますと幸いです。

今回のオープニングはタイトル画面の止まっていた時間が開演時間の21:00ちょうどに動き出すような仕様で、音楽はサカナクションの楽曲『エウリュノメー』を使用してオンライン配信がないことを最大限に活かすための構成に。

今まで上質なコントをお送りしてきたとは思えないようなエンディングで、あちこち入り乱れる大わやくそ回となりました。



8月28日(日) 『ZAZY大喜利』

開催が決まるたびに平井さんに「もうええて」と言われる狂気の大喜利ライブ第3弾。とても初回がドームⅡで行われたとは思えないような満席具合で、全員が狂気を欲しているのだなと実感。

本番前の楽屋

本番前の楽屋には既に6人のZAZYがスタンバイしており、金やらピンクやらの細かいほこりが舞い散らかしていた。少し汗ばんだ顔にそれが張り付いては強烈な痒みを伴う。

Zごめ

今回の巨大ZAZYは川北さんに。本番前に「なぜこの仕事を受けたのですか」と聞いたら苦笑いをしていた。

スタッフZAZYも全員ノリ気で金髪を着用。「ZAZYというよりただのギャルになってしまう」と、なぜかちゃんとZAZYに見えるかどうかのストイックな試行錯誤を繰り返していた。プロだなと思った。



8月30日(火) 『ザイマンドッグ$ミリオネア』

大王を決めるシリーズも、もう3回目。
しかも既に第4回目の開催も決定している。

初回の『それってあるよね大王決勝戦』と2回目の『コメディ十種競技B』はどちらも真空ジェシカ川北さんが大王に。

今回はコンビ対抗による"漫才"と"クイズ"の公演で、最初に見た漫才の中からクイズの問題が出題される、まさに2008年に公開された映画『スラムドッグ$ミリオネア』のような内容となっている。

問題の作成はカサグランデの住人、大久保八億さん。そして問題文の読み上げは元広島ホームテレビアナウンサーの経歴を持つコットン西村さん。

問題映像は全部で40問ほど用意していたものの、公演が盛り上がりに盛り上がり、結局半分ほどしか使用していない。どこかで消費できればなとも考えたが、あれはあれで面白かったので全然いいやと思った。

次回は9月26日(月)『クイズお笑い王 The Final』お楽しみに。



ダウ90000YouTubeチャンネル 『ダウ九萬』

ダウ90000のYouTubeチャンネルが本格的に始動することに。さすがに毎日は動画投稿できないので、基本は火曜日に企画っぽい動画を投稿して金曜日にラジオ動画を配信する予定です。

よろしければチャンネル登録をお願いします。既に下記のような動画があがっていますのでぜひご覧下さい。

『ダウ90000蓮見はメンバーのことをどれだけ理解しているのか!?』


『女子だけが知ってる女子あるあるを当てろ!』



おわりに

9月も色々と盛りだくさん。中にはまだ情報が出ていないものもあって、普段から公演を見にきていただいている方なら絶対にテンションが上がるメンバーと内容になっているので、行ける準備だけして待っていて貰えると助かります。

9月の半ばぐらいに情報出しになる予定ですが、開催自体は9月29日(木)になる予定なので今から空けておいて貰えるととっても嬉しい^^

iPadで描いた白目の男性ブランコ平井さん

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