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米国株式投資の真実を伝える [Vol.143]2024年5月20日配信


【人生を豊かにする日経の読み方】

社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。

参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。

1.マーケット振り返り(5月14日~5月18日)

<主要指数>
・NYダウ         +1.2%
・S&P500指数         +1.5%
・ナスダック総合指数     +2.1%

=駆け足バージョン=
週半ばの物価統計の発表を受けてインフレ懸念が和らぎ、金利が低下して買い安心感につながりました。消費者物価指数が発表された水曜日に主要3指数が史上最高値を更新したほか、金曜日はNYダウが初めて4万ドル台に乗せました。

=ちょっとだけ詳しく=
月曜日は物価統計などの発表を前に様子見姿勢が強く、まちまちの展開でした。

火曜日に発表された卸売物価指数(PPI)の前月分の下方修正を受けて金利が低下したことや、中国製品への関税引き上げ方針が好感されたことなどから、ナスダック総合指数は史上最高値を更新しました。

水曜日発表の消費者物価指数(CPI)では、前年比の伸び率が鈍化したことが好感されました。金利が約5週間ぶりの水準に低下し、主要3指数は揃って史上最高値を更新しました。

木曜日は複数の地区連銀総裁から利下げに対する慎重姿勢が示されたことなどから調整しましたが、金曜日は景気敏感株を中心に再び買いが入り、NYダウは史上初めて4万ドルの大台に乗せて引けました。

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