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米国株式投資の真実を伝える [Vol.138]2024年4月8日配信


休刊日:4月29日

【人生を豊かにする日経の読み方】

社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。

参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。

1.マーケット振り返り(4月1日~4月5日)

<主要指数>
・NYダウ         -2.3%
・S&P500指数         -1.0%
・ナスダック総合指数     -0.8%

=駆け足バージョン=
堅調な経済指標の発表やFRB高官の発言から、年内の利下げ回数が減るとの見方も出て、調整局面となりました。木曜日は地政学的リスクの高まりから急落しましたが、金曜日は雇用統計を受けた金利上昇にもかかわらず反発しました。

=ちょっとだけ詳しく=
休場だった前週末に発表されたPCEコアデフレーターは予想の範囲内だったものの、週末のパウエル議長の講演で利下げを急がない姿勢が示され、月曜日はもみあいとなりました。

堅調な経済指標の発表を受けて金利が上昇する中、火曜日は成長株を中心に売られましたが、水曜日に発表されたISM非製造業景況感指数が市場の予想を下回ったことで金利上昇が一服すると、成長株を中心に反発しました。

木曜日もその流れが続きましたが、中東情勢の緊迫化から引けにかけて急落しました。この間、多くの地区連銀総裁から利下げに対する慎重姿勢が示され、金利は上昇基調となりました。

3月の雇用統計が市場の予想以上に強く、金利上昇となりましたが、景気の強さが注目されて金曜日は反発しました。

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