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米国株式投資の真実を伝える [Vol.148]2024年6月24日配信


【人生を豊かにする日経の読み方】

社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。

参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。

■チャコ安藤さんと動画収録
久々に西海岸のチャコ安藤さんと動画を収録した。彼女は日本の事業会社向けに西海岸のテクノロジー情報を提供するのが本業だ。

その彼女の「本業」の紹介を兼ね、最新のシリコンバレー事情の一端を紹介した。

1.マーケット振り返り(6月17日~6月21日)

<主要指数>
・NYダウ         +1.5%
・S&P500指数         +0.6%
・ナスダック総合指数     +0.0%

=駆け足バージョン=
経済指標がまちまちの内容で金利が落ち着いた動きとなる中、週前半は半導体株が引き続き買われ、S&P500指数とナスダック総合指数は史上最高値を更新しました。週後半は景気敏感株が底堅い展開となり、NYダウが上昇しました。

=ちょっとだけ詳しく=
水曜日の休日を挟んだ週の前半は、半導体大手エヌビディアが一時時価総額でトップになるなど、引き続きIT主力株が買われ、S&P500指数とナスダック総合指数は小幅ながら2日連続で史上最高値を更新しました。

一方、小売売上高が市場予想を下回ったこともあり、消費者関連や景気敏感株はさえない展開となりました。

木曜日は一転して、これまでの上昇スピードや翌週にマイクロン・テクノロジーの決算発表を控えていたことから、半導体株に警戒感が広がりました。
金曜日はオプションや指数先物の清算日などが重なるトリプル・ウィッチングだったため売り買いが交錯し、膠着感が強まりましたが、IT主力株に替わって景気敏感株が買われ、NYダウは2日続伸となりました。

S&P500指数チャート5年間

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