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米国株式投資の真実を伝える [Vol.127]2024年1月22日配信


【人生を豊かにする日経の読み方】

社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。

参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。

1.マーケット振り返り(1月15日~1月19日)

<主要指数>
・NYダウ                             +0.7%
・S&P500指数                     +1.2%
・ナスダック総合指数         +2.3%

=駆け足バージョン=
経済指標の発表を受けて金利が上昇したことから週前半は上値の重い展開となりましたが、台湾セミコンダクターの決算発表を機に半導体株主導で成長株が買われ、S&P500指数とNYダウは金曜日に史上最高値を更新しました。

=ちょっとだけ詳しく=
月曜日が休日だった先週は、12月の小売売上高などの市場予想を上回る経済指標の発表を受けて金利が上昇したことなどから下落して始まりました。

米連邦準備制度理事会(FRB)の高官から利下げを牽制する発言が相次いだことも上値を重いものとしました。

しかし、木曜日に世界最大の半導体受託製造会社である台湾セミコンダクターが2024年に関して強気の見通しを発表すると、半導体株を中心に買われて投資家心理が好転しました。

金曜日もその流れは変わらず成長株を中心に買われ、S&P500指数は2022年1月に付けた史上最高値を約2年ぶりに更新しました。

景気敏感株はやや出遅れましたが、NYダウも今年の1月2日に付けた史上最高値を更新して週末を迎えました。

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