米国株式投資の真実を伝える [Vol.133]2024年3月4日配信
【人生を豊かにする日経の読み方】
社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。
参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。
1.マーケット振り返り(2月26日~3月1日)
<主要指数>
・NYダウ -0.1%
・S&P500指数 +0.9%
・ナスダック総合指数 +1.7%
=駆け足バージョン=
週前半は高値圏でのもみ合いとなりましたが、木曜日に発表されたPCEデフレーターが市場予想通りの内容だったことから金利が低下し、幅広く買われました。金曜日も続伸となり、S&P500指数とナスダック総合指数は史上最高値を更新しました。
=ちょっとだけ詳しく=
米連邦準備制度理事会(FRB)が注目している個人消費支出(PCE)のコアデフレーターが木曜日に発表予定だったことから、週前半は様子見姿勢が強まりました。金利が上昇したこともあり、高値圏でのもみ合いとなりました。
そのPCEコアデフレーターは市場予想通りの内容となり、金利が低下したことで木曜日に大きく反発し、S&P500指数とナスダック総合指数が史上最高値を更新しました。
金曜日も金利が低下したほか、AI向けサーバーの販売が好調だったデル・テクノロジーの好決算を受けて成長株が買われ、S&P500指数とナスダック総合指数はともに続伸となりました。
なお、反トラスト法での調査が報じられたユナイテッドヘルスが売られ、NYダウは週間で小幅な下落となりました。
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