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米国株式投資の真実を伝える [Vol.115]2023年10月30日配信

【人生を豊かにする日経の読み方】

社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。

参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。

1.マーケット振り返り(10月23日~10月27日)

<主要指数>
・NYダウ -2.1%
・S&P500指数 -2.5%
・ナスダック総合指数 -2.6%

=駆け足バージョン=
週前半は買い戻しの動きが見られたものの、決算発表がまちまちの内容となり、期待感が高かった一部の大手ハイテク株が売られました。強い経済指標の発表などから長期金利は依然として高水準にあり、株式市場の反発を抑えました。

=ちょっとだけ詳しく=
前週末に中道情勢にやや落ち着きが見られ、原油価格の上昇が止まったことなどから、金利上昇が一服となりました。

これに決算発表に対する期待感から大手ハイテク株が週の前半に反発したほか、景気敏感株なども火曜日に上昇しました。

しかし、グーグルやメタなどの一部のハイテク株の決算発表が失望されたことでハイテク株は再び軟調な展開となりました。

第3四半期の米国内総生産(GDP)成長率は前期比年率+4.9%と市場の予想を上回りましたが、政策金利の高止まりの長期化が懸念され、国債入札の不調とともに金利上昇の背景となりました。
地政学リスクに対する警戒感もあって週末も軟調な地合いが続き、S&P500指数は高値から10%超下落して調整局面入りとなりました。

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