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米国株式投資の真実を伝える [Vol.140]2024年4月22日配信


休刊日:4月29日

【人生を豊かにする日経の読み方】

社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。

参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。

1.マーケット振り返り(4月15日~4月19日)

<主要指数>
・NYダウ         +0.0%
・S&P500指数         -3.0%
・ナスダック総合指数     -5.5%

=駆け足バージョン=
強い経済指標を受けて金利が大きく上昇したこと、中東情勢の緊迫化で原油価格が上昇してインフレ懸念が強まったこと、および決算を発表した成長株で急落する銘柄が多かったことから、ナスダック市場を中心に続落となりました。

=ちょっとだけ詳しく=
月曜日に発表された3月の小売売上高が市場予想を上回り金利が上昇したことや、中東情勢に対する懸念から月曜日は続落となりました。

火曜日も金利上昇で軟調な地合いが続きましたが、ユナイテッドヘルスの大幅上昇を受けてNYダウは7営業日ぶりに反発しました。

しかし、水曜日以降もIT成長株を中心に決算発表銘柄が売られる展開となったほか、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長や他のFRB高官から金融緩和に対する慎重姿勢が示されて長期金利が昨年11月以来の高水準となったため下落が続きました。

金曜日のアジア市場の急落要因となった中東情勢はやや落ち着いたものの、半導体株が急落したため、ナスダック総合指数は6日続落で週末を迎えました。

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