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米国株式投資の真実を伝える [Vol.116]2023年11月6日配信

【人生を豊かにする日経の読み方】

社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。

参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。

1.マーケット振り返り(10月30日~11月3日)

<主要指数>
・NYダウ +5.1%
・S&P500指数 +5.9%
・ナスダック総合指数 +6.6%

=駆け足バージョン=
米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表までは好調な企業業績を背景に堅調に推移しました。FOMCの結果を受けて長期金利が低下したほか、主要経済指標が労働市場の落ち着きを示したことが好感され、主要指数は大幅に上昇しました。

=ちょっとだけ詳しく=
週初から、企業の決算発表に対する安心感を背景に買われました。米財務省が発表した四半期入札予定額が市場予想よりも小さかったことも長期金利の上昇を抑え、追い風となりました。

FOMCの結果が水曜日に発表されましたが、利上げが2回連続で見送られたほか、パウエル議長の記者会見の内容もハト派的だとの見方が多く、続伸となりました。

週半ばに発表された10月のADP雇用統計や第3四半期の非農業部門の労働生産性指数が労働市場の落ち着きや単位労働コストの低下を示したことも好感され、投資家の買いが続きました。

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