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米国株式投資の真実を伝える [Vol.49]2022年6月6日配信

【人生を豊かにする日経の読み方】
社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。

参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。

以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。

図2

オンラインサロン「夢がかなう資産形成塾」

図3

皆様が資産形成で成功するために一緒に学び啓発し合うオンラインサロンです。大好評のメルマガ「メディアで鍛える米国株式講座」だけでは伝えきれない内容や、米国株式投資の魅力を体感できる会員向けのセミナーを提供します。

1.マーケット振り返り(5月23日~6月3日)

<主要指数>
・NYダウ +5.2%
・S&P500指数 +5.3%
・ナスダック総合指数 +5.8%

=駆け足バージョン=
米国株式市場は下落が続いていましたが、長期金利の落ち着きや需給面の短期的な不透明感が後退して、23日からの週は大幅に上昇しました。しかし、インフレ懸念が残ったことや利上げ姿勢を維持する当局者の発言を受けて翌週は様子見気分が強まりました。週末の雇用統計で労働市場が引き続き逼迫していることが示されると、長期金利が上昇して、再び売られる展開となりました。

=ちょっとだけ詳しく=
5月23日からの1週間は大きく反発しました。

NYダウが8週連続の下落となっていたことや、先物やオプションの清算日を前週末に通過して短期的な需給面の不透明感が消えたことが反発のきっかけとなりました。

5月の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が発表されて金融政策の不透明感が後退したことや、インフレがピークを迎えたと感じられる経済指標の発表を受けて長期金利が低下したことも、成長株を中心に買い安心感につながりました。

メモリアルデーで月曜日が休場となった翌週は、週末の雇用統計を控えて様子見姿勢が強い展開となりました。

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