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米国株式投資の真実を伝える [Vol.136]2024年3月25日配信


【人生を豊かにする日経の読み方】

社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。

参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。

1.マーケット振り返り(3月18日~3月22日)

<主要指数>
・NYダウ         +2.0%
・S&P500指数         +2.3%
・ナスダック総合指数     +2.9%

=駆け足バージョン=
FOMCで年内の利下げ見通しが維持されたことが好感され、主要3指数は史上最高値を更新しました。画期的な新製品を発表したエヌビディアを中心とする人口知能(AI)関連銘柄などの成長株に対する投資家の買い意欲が続きました。

=ちょっとだけ詳しく=
水曜日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に月曜日は様子見姿勢が強まりましたが、火曜日は、前日の取引終了後に開かれた開発者会議で画期的な新製品を発表した半導体大手エヌビディアを中心に成長株が買われ、S&P500指数が史上最高値を更新しました。

水曜日には市場の予想通りに政策金利が据え置かれたほか、年内の3回の利下げ見通しが維持されたことから安心感が広がり、金利が低下して主要3指数は史上最高値を更新しました。

木曜日もその流れが続いて続伸となりましたが、金曜日は市場予想を下回る業績見通しを発表したナイキが売られてNYダウとS&P500指数は下落しました。

ただしAI関連銘柄は買われ、ナスダック総合指数は3日連続の高値更新となりました。

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