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Arduino FM Radioの続き

みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
だんだん寒くなってきましたね!
11月を目の前にして、本格的な秋になりましたね!

さて、今日は前回のArduino FM Radioの続きを話していきたいと思います。
前回で話きれていない話などもしていきたいと思います。
(このnoteが100円の値段設定ですが、最後まで読めます。よかったら適当に投げ銭どうぞ)

また、だいぶ遅くなりましたが、YouTube動画も完成しましたので、ぜひご覧になっていただきたいです!

このモジュールをずっと見てきました。RDA5807Mは、新世代のシングルチップ放送用FMステレオラジオチューナです。
マルチインターフェイスに対応し、必要な外付け部品が最も少ないのが特徴です。

RDA5807Mシリーズは、強力な低中間周波数デジタルオーディオプロセッサを搭載しており、様々な受信条件下で最適な音質を実現します。対応周波数範囲は50MHzから115MHzです。(この辺りはRDA5807Mのデータシートから抜粋)

しかも、幸いなことに、1個1ドル以下なんですよ。試さない理由が見つからないでしょ?
ちなみにAmazonのリンクはこちらです!https://www.amazon.co.jp/dp/B08QR99SV5

というわけで、次は回路図の作りです。
ネット上に散らばる回路図を長時間集中して調べ、ようやく私が作りたいものの回路図が完成させました!

私の回路図はGithubで公開しますので、自由に遊んでみてください!(今準備中で、少しお待ちください。)
何か感想があれば聞かせてください。回路を改良していきたいと思います。

回路図があれば、PCBが作れます。回路図から変換して、PCBデザインにしていきます。
この手順では、すべての配線を手作業で行い、場所によっては、ほとんどピクセル単位で行ったので、かなり時間がかかりました。

RDA5807m用のシンボルとフットプリントが見つからなかったので、自分で作りましたが、見た目はそれほど悪くありません。

チューニングの結果、ようやく満足のいくトレースができました。あとは、JLCPCBのサイトにガーバーファイルをアップロードすれば、あとは彼らがやってくれるでしょう。

数日後、PCBが届きました。いつものように、JLCPCBは素晴らしい仕事をしています!金メッキが施したPCBは、ゴージャスな感じで最高です!

さて、いよいよ楽しいハンダ付けの始まりです。
まずは表面実装部品から。最初は自作したフットプリントのところを心配しましたが、全く問題ありませんでした。

予熱後、ペースト状のハンダを適量絞り、モジュールをマウントし、ヒートガンでハンダ付けしました。しかし、ハンダが少し足りないので、ハンダごてでハンダを付け足すと、かなりいい感じになりました。
基本は全部この「作戦」で、半田足りないところは適切に手半田で追加すれば良いです。

次に、パソコンのUSBとArduinoの通信をUARTプロトコルで実現するICチップです。

今回は、ヒートガンでうまくいきました。

この後、ハンダごてで「特殊な」処理を施し、ハンダを均一にし、見た目もピカピカに仕上げました。

3つ目は、ICチップのPAM8403です。これは、他のプロジェクトでも使ったことのあるオーディオアンプです。そのため、どのように動作するのか、どのような周辺部品が必要なのか、分かっています。ここでは、音声信号を増強して、スピーカーを駆動します。

次に、表面実装部品ではないですが、背が低いので、この時点でハンダ付けしてしまいます。USBレセプタクルです。

すべてのピンがPCBに完璧にはんだ付けされるように、十分な量のはんだが使っているかどうかを注意を払ってハンダつけしていきます。

これで、USB type-cレセプタクルの完成です。
この後も長い半田づけが続きますが、ほとんど、抵抗、コンデンサなど、この辺りはみんな日常的にやっているでしょうから、一旦飛ばします。

いよいよ、「Arduino」になるATMEEGA 328の部分です。ATMEGA328チップには事前にブートローダを書き込みました。これで、Arduinoの基板として使えるようになります。

では、RGB LEDが動作しているかどうか、簡単なテストをしてみましょう。

RGB LEDがプログラム通りに点滅しているので、ブートローダが動作し、ArduinoチップとArduino回路が動作していることがわかりますね。もちろん、CH340Cも動いているので、だからプログラムの読み込みが正常にできていますね。

次は、FMラジオのプログラムをロードしてみましょう!そして、動作しています! 笑
実はこの辺り結構苦労があったんですけどね。笑
ソースコードも今整理していますので、あとで公開します。ほとんど人のものをちょっと調整して作っています。私がロータリーエンコードでラジオ局の切り替えや、ロータリーエンコードで音量の調節もできるようにしたので、その部分はソースコードを追加で直しています。

PCB(正確に言えば回路図にですが)にちょっとバグがありましたが、なんとか致命的なものではなく、簡単に直せました。そして、FMラジオは正常に動作しています!
最新のPCBデザインはこちらです!

今回の動画は長くなるため、回路の詳細の説明や、プログラムの説明などが入れず、回路やプログラムの説明動画を作って欲しいという方は、コメントでお願いします。要望が多ければ次の動画にします。

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それでは、また次のnoteで会いましょう!

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