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ニット帽刺繍
皆さまこんにちは!
川島エンブnote編集部です。
最近の状況では直接会ってお話しすることが難しくなり、商談等もオンライン開催が多くなっています。
お客様と直接会わなくても私たちがやってきたことが分かりやすいようにnoteを使って、制作事例を紹介することにしました。
昔の画像等で見づらい記事もありますが、川島エンブの制作事例をご覧いただけると幸いです。
依頼内容
製品のニット帽にワイド30cmほどの刺繍をしたい
制作日時
2022年3月
出来栄え(写真)
制作時のご要望
・横に長い刺繍を入れたい
・刺繍がゆがまないように入れてほしい
・端から2cmのところに刺繍を入れてほしい
制作日数
発注から3週間程度(300個程度)
制作過程
ニット帽でワイド30cmを超える刺繍はやったことがありませんでした。
そのため、まずどうやってこの柄を刺繍するのか、最初は何回かに分けて刺繍するしかないかと考えていました。
通常ニット帽は、最大8cm×15cmの枠を使用するので、今回もその枠を3〜4回に分けて使うことになると最初は考えていました。
ただ、張り替えるとズレが生じるリスクもあり、手間がかかるため時間やコスト面でも問題でした。
かといって筒状になっている製品のニット帽は、その枠を使用するしかありません。
似たような筒状になっている枠で、帽子用の枠があります。
それを使用すれば、一度に30cmを超える刺繍できますが、その枠の固定方法ではニット帽は難しいです。
つば・頭にかぶる部分の縫いハギを金具で固定して刺繍をするため、つばのようなひっかける部分がないとその枠を使用できないのです。
最初は難しいと考えていたのですが、お客様から
「帽子の枠でできるのでは?」
と言われて、挑戦してみようと考えました。
川島エンブは「新しいことにチャレンジする」ことを大事にしている会社だからこそ、挑戦できました。
ニット帽を帽子の枠にはめてみると、ニットの凹凸した生地がうまい具合に固定する金具にひっかかりました。
いけるかも!手ごたえを感じました。
最初は端から3cmにしか刺繍ができなかったのですが、試行錯誤しているうちにご希望通りの端から2cmに刺繍できるようになり、データの修正などを経て、写真のような刺繍にたどり着きました。
できないと思い込んでいたものもお客様の一言がきっかけとなり突破口が開いた、思い出深い刺繍となりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
弊社では多種多様な刺繍を承っております。お問合せいただきましたら、すぐに担当が対応させていただきます。
また、制作事例への質問・コメントもよろしくお願いします。
刺繍・縫製・プリントのご依頼なら、川島エンブをご利用ください。
創業60年の技術と最新機器を組み合わせて、刺繍・縫製・プリントのご依頼を承っております。
ご希望の素材や予算に合わせて、多種多様なご依頼に対応します。
お見積もりは無料となっておりますので、ぜひ一度お問い合わせください
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