夜型でも朝型でもOK!自分にあった「睡眠時間帯」がなによりも重要だと気がついた
厚生労働省によると、推奨される大人の睡眠時間は7時間前後とされています。
ですが、人間にはロングスリーパーという9時間以上寝ないとダメなタイプと、ショートスリーパーという6時間以下の睡眠でも大丈夫なタイプがいます。
基本的にHSPは神経をすり減らしてしまうため疲れやすく、ロングスリーパーと言われていますが、それはHSS型HSPも同じ。
頭を使う仕事の人ほど睡眠時間が長い……という通説もあるように、気を使いがちな気質ほど睡眠時間を必要とします。
そうは言っても多忙な現代社会。
10時間寝ないと辛くなるとわかっていても、睡眠時間が押されてしまうこともあるでしょう。
そんな皆さんに気がついたことを1つ。
睡眠において重要なのは、時間も環境もあるかもしれませんが『寝る時間帯』じゃないか。
ということ。
朝型・夜型は直せない!!
今まで日本では「朝起きて」「夜は早く寝る」というのが基本になっており、夜型は少数派的な扱いで、朝型に治せと言われるような存在でした。
ですが、近年では夜型、朝型などは遺伝できまっており、夜型の人が努力しても朝型にはなれない……という研究結果がイギリスの研究チームから出されました。
もともと夜型の人は、石器時代など夜、部族全員が寝てしまったら獣に襲われてしまうので見張りとして起きていなければならなかったため、そうした遺伝がいまだに続いているから。
そのため、夜眠くなる人は遺伝的に朝型だし、夜の方が元気になるのは遺伝的に夜型なので、その人それぞれ『眠るのに適している時間帯』が違うという事。
もちろん、疲れているときや病気の時なんかは、朝型でもお昼に眠くなるだろうし、夜型でも夜早く寝てしまうこともあるでしょう。
でも、基本的に、夜型は明け方に眠くなるし、朝型は夜12時前には眠くなるのではないでしょうか?
つまり、人間が深く寝る時間帯は朝型・夜型などによって異なってくるということです。
人間には超朝型・朝型・中間型・夜型・超夜型等がある
まず、初めに知っておきたいのは、人間には夜型・やや夜型・朝型・やや朝型・中間型等があるということ。
これをクロノタイプというのですが、これによって、自然と眠くなる時間帯も目覚める時間帯も異なります。
私は典型的な夜型。夜中の1時に寝て朝9時に起きるのですが、この表の通り、最も仕事が捗る時間は16時~20時。
皆さんも、無理に起きていないで大丈夫……と言われた場合、自分が何時に普段寝ているかで、超朝型か、朝型かなどわかるのではないでしょうか。
結果 睡眠時間よりも寝る時間帯が大事になる
ポイントとなるのは、この眠くなる時間帯と、起きる時間帯。
よく、23時~2時は睡眠の黄金タイムなので、この時間は寝た方がいい。
なんて言われていましたが、超夜型の人にとっては『馬鹿野郎、この時間帯が一番覚醒しているんだよ』というところ。
超夜型の人にとっては、おそらく朝7時~10時くらいの間に確実に睡眠がとれているかどうかが、その日のパフォーマンスにとって大切。
例え睡眠時間が4~5時間だったとしても、自分(の遺伝子)にとって一番必要な時間帯に寝ているかどうか。
そこが睡眠環境よりも、睡眠時間よりも大事なんじゃないかなって思います。
とはいえ。
会社に行かなくてはいけない。
学校に行かなくてはいけない。
等と、やっぱりこの日本は朝型に作られているため、自分のベストな時間に睡眠を取るって難しいですよね。
アメリカやヨーロッパの一部の学校では始業時間を遅らせて、夜型の学生のパフォーマンスを落とさないようにしているところもあります。
※特に青年期は夜型に傾く傾向があるため※
でもそんな環境にない以上は、自分の身を守るためにも、夜型、超夜型の人は在宅でできる仕事を選んだり、極力自分の家から近い職場を選んだりすして、自分が最も必要とする時間帯に寝られるようにすれば……。
人生のパフォーマンスも上がるのではと、通勤仕事をやめて自分のコアタイムに寝ることを優先した私は思います。
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