自分軸の代わりになっているもの

中学生の頃から生きてる理由が

「親より先に死なないこと」

だったのですが

その時に「もし今死んで困ることは何だろう?」と考えたところ

「今読んでる週刊少年ジャンプの連載を見届けられないこと」

が一番強く思い浮かんだことでした。

親より長生きをして、続きの気になる漫画を読むことが生き甲斐。

という何とも言えない設定のまま

高校を卒業して、大学に進学して

今の夫と出会って、自分の軸がいつの間にか両親から夫に移行して

大学院に進学後、就職して会社員になりました。

そして、中学生の頃は漫画を読むことに一番興味があったけど

大学生の時にビジネス書や小説にハマって

色んな本を読んだり、知識を得ることが生き甲斐になっていきました。

そのうちに、知識を得るだけじゃ飽き足らなくなって

知ったことを実践してみたくなり

学んだ知識を何でも試そうとするようになりました。

知っていること、興味のあることを何でも体験してみたい!

それが生きていく上で大事な価値観になり

人から聞いた話で興味のある場所に行ってみたり

セミナーに参加したり

美味しいものを食べてみたりと

色んな体験をすることが幸せの一つだと思うようになりました。

でもそれは、周りの人間関係が穏やかである事が前提の幸せで

人間関係がうまくいかない時は、楽しさが罪悪感に変わりました。

「私がこれをしたいって言ったら、夫はどう思うだろう?」

「周りの人から何て言われるだろう」

そんな心配ばかりが思い浮かび

どんどん行動できなくなっていきました。

それでも、何もしない事が不安で辛くなってくると

発作的に行動したこともありましたが

後から不安と後悔が出てきて

「一緒に来てくれたけど、本当は嫌だったんじゃないかな…」

「何も言わないって事はつまらなかったのかな…」

という申し訳ない気持ちが、後から後から出てきて

また次の行動にブレーキをかけることを繰り返していました。


それを払拭するために、小さな成功体験を積み重ねようと

昨年から本当に些細なことから試しているところで

例えば「バーゲンで定価の服を買う」とか

今までだったら絶対にしないことをやってみました。

そうして成功体験を積み重ねていくうちに

少しずつやりたいことをできるようになって

絶対にやっちゃダメだと自分に禁止していたこともやってみて

一通りやってみたけど思ったような変化はなく

一時的には変わっても、すぐに元に戻ることを繰り返していました。

それでも、変化は上下の波はあっても

螺旋状に上がっていくものだからと

分からないなりに色々やってみる予定です。

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