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本日の好きなもの:九谷焼の芸術祭クタニズム2023

こんにちは。
昨日までぽかぽか陽気で暑いくらいだったのに、急に冷え込みましたね。こんな日はお気に入りのとっくりで熱燗でもつけて、ぬくぬくしたいものです。


本日の好きなものについて

石川県小松市・能美市の名産品、九谷焼を産地で楽しむプログラム「クタニズム2023」の公式サイトです。


九谷焼の芸術祭クタニズム2023|クタニズム実行委員会事務局

デザインの分析

  • コンセプト:産地の色を、さがす旅。

  • ターゲット層:九谷焼に興味のある人

  • 使用フォント:Lato/Noto Sans JP

  • メインカラー:ホワイト/ブラック

  • キーワード:わくわく/シンプル/伝統

好きなところ

  • サイト全体を通してシンプルでかなり見やすい。パンフレットがそのままwebサイトになっているようなやさしさがある。

  • 色数はかなり少なく、白と黒しか使っていないので写真とイラストをしっかり見せられており、スカスカした感じがない。

  • イラストと写真の組み合わせが素朴で良い。

  • 下層ページのh1の写真がすべて異なり、しかもクオリティが高い。背景なので決して主張しすぎないが、九谷焼の幅広さやイベントの懐の深さ、窯元に遊びに来てほしいという思いが込められているように感じる。


特に好きなh1集(文字の可読性が高いのに写真もよく見える)
  • 各工房の紹介ページの写真までクオリティが高い。

    • プロジェクトの種類にもよるが、工房など掲載される事業者から写真を提出してもらう場合、当たり前だが写真にばらつきが出てサイト自体がバラバラな印象になりがち。ちゃんとお金をかけているのが見えて、かなり好感度が高い。

    • ちゃんとイベントを盛り上げよう、と主役である工房が最高にかっこよく見えるように運営の方が本気で向き合っているのだな、と感じる。

  • フッターエリアがかなり縦長になっており、写真をしっかり見せる+文字情報はコンパクトな構成になっている。

    • モノを見せないと伝わりにくいからこそ、写真にかなりこだわりを感じる。

食器が好きなので窯元で開催されるイベントのwebサイトは結構チェックしていますが、ここはかなり気合いが入っているように感じます。イベントを楽しんでもらうだけでなく、暮らしの中に九谷焼があったらどんな風になるか、品物をお迎えした後の暮らしが想像できるような素敵な空間でした。
本日は以上です。お疲れ様でした。

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