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ロンドン旅行の定番〜大英博物館とパブとちょっとしたハプニング

  1月中旬のロンドン旅行で、ツアー会社がセットしていた定番ともいえる観光スポットである大英博物館やパブでの食事、そして、想定外のハプニングについて触れたいと思います。

・大英博物館

・渋滞

・パブ

 

●大英博物館
ロンドン旅行ではほとんどの方がここを訪れるのではないでしょうか?今回の旅行ではアシストさんの先導で団体として裏口から入場しました。1月中旬ということもあり待ち時間もなく、比較的空いていた思います。それでも先生に連れられたと思われる小さな子供たちをあちらこちらで見ることが出来、常に多くの人々がここを利用していることが伺えました。

写真は見学順に掲げておりますが、見学順路もある意味”定番”だったのかもしれません。

最初に見学したロゼッタストーンです。

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世紀の発見により古代エジプト考古学の研究が一気に進んだそうです。最初に館内に入った時には少し気持ちが舞い上がっていましたが、有名な展示物を見ることが出来たのでほっとしたというか、少し落ち着きました。

次に見たのはラムセス2世の巨像です。

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この巨像による権威を通じて人々に対する統治を盤石にしたのでしょう。

 

パルテノン神殿の彫刻です。

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美しさと技能の高さにただただ見入るばかりです。

 

途中の休憩の際、正面玄関へ!

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入ってきた裏繰りとは異なり、巨大な建築物を前に、権威と伝統を感じさせられます。


グレートコートと呼ばれるホールです。

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 もともとは図書館で、ここでカールマルクス達が研究に没頭したといわれています。

1階部分にお土産屋さんがあり”定番”のロゼッタストーンのキーホルダーを買いました。

ナポレオンのデスマスクです(正面)。

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ナポレオンのデスマスク(横顔)です。

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あまりガイドブックには載っていませんが、インパクトは大きかったです。ナポレオンは、イケメンだったことがこのデスマスクを通じても推察されます。また、フランスの英雄をこのように博物館に飾る英国のしたたかさもうかがえます。

 ガイドさんのおかげで効率よく2時間程度で大英博物館を回ることができました。ロンドンでは博物館が数多くありしかもここ大英博物館のように無料なところが多かったように思います。羨ましい思うとともに、例えば、マルクスのように英国以外の人もここを最大限に活用して研究活動に専心したのだろうと思いました。再びここを訪れる機会があれば、たとえ、研究活動というレベルに至らなくても、せめて、展示物についての予習くらいは行ってから来たいと反省しました。

 

・渋滞
定番のコースで旅行している中でハプニングなどありえないと思っていましたが、ランチのため、シティにあるパブへ行く途中、渋滞、というか、違法駐車により観光バスが立ち往生し、前に進むことが出来なくなるトラブルが発生。運転手さんは、「今回は、道の選択を誤ったと・・・」ふつうに話している様子。ガイドさんの判断で、予約時間を過ぎると昼食がキャンセルされる恐れがあるため数百メートル程歩くことに。シティの各地で工事が実施されていましたが、ご覧の通り、日本と違って、お昼前に工事現場に人がいなくなっていました

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 工事現場に対する考え方が違うのかもしれませんが、ある意味、現代の英国の”イージー”な部分を垣間見た気がします。

 

・パブ
イギリスと言えばロンドン、ロンドンと言えばパブ、パブと言えばフィッシュアンドチップスという鉄板メニューのランチへ。

 独特の雰囲気を持つパブ、なかなかいいです。

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サラダに続いて、メインディッシュのフィッシュアンドチップス、このあとデザート。

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ボリューム、味ともに納得です。

 ここで二つ目のハプニング。

 ロンドンのパブに来たら英国の名物と言われているエールビールを飲みたいと思っていました。多くの人が飲んでいるであろうラガービールと、エールビールとの違いは発酵の過程にあります。ラガービールは下面発酵で造られるのに対し、エールビールは上面発酵で造られるそうです。 品質管理や大量生産の理由から、今はラガービールが世界の主流となっています。だからこそ、ここはぜひともエールビールを飲みたい!さっそくカウンターに行き、陽気そうなお姉さん注文するも、”エールビール”という英語が通じません。ひょっとしたら通じていたのかもしれませんが・・・。あるいは、どの銘柄のエールビールなのかを聞いていたのかもしれませんが・・・。コミュニケーションをとることに四苦八苦・・・。エールビールを飲みたい一心で、身振り手振りで分かってもらおうとしていたところ、何故か、お姉さんがグラスを3つ用意しだしました。そして、数多くある蛇口の中から3つを選んで少しずつグラスに注いで出してくれました。どうも、「試飲をしてみて、気に入ったものを注文して下さいね。」ということのようです。英会話力の無さを落胆する気持ちもありましたが、必死の思いが届いたという安堵感、そして、味がそれぞれはっきり異なる3種類のビールを飲み比べすることができた幸運に感謝。年甲斐もなく必死になって注文したビールはこれです。

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『ロンドンプライド』というビールで、日本のどのビールとも味が異なり、濃厚かつコクがあり飲みごたえ抜群でした。後で調べたところこのロンドンプライドはエールビールでした。お姉さん、ありがとう

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