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ギンリュウソウを探しに

〈かるたはお休み。山に散策に行った話〉

先週?noteでご家族のちょっとクスッと笑ってしまう日々のエピソードを毎日記事に書かれている「まいまいまま」さんが、ご夫婦で山にお散歩に行って出会った「ギンリュウソウ」のエピソードを読んで、その真っ白で神秘的な姿に実際に見てみたい!と思い、検索するとどうやら近所の山でも見られる様子。で、早速あまり乗り気でない小さい人(5歳息子)を誘って散策へ。

ヒントとして陽当たりの少ない湿っぽい所にあるということなので、きのこを探す気分でとりあえず山の自然歩道を上ることに。

夫「で、どの辺にあるって?」

自分「知らない、、『ネットにはお寺入り口を上がった先に自生している』としか書いてない」

夫「ああ……そう」

小さい人「狐の小判(リュウキュウハゼの実)あった!」

自分のいつも思いつきと見切り発車な行動に慣れてる夫でもちょっと不安そう。仕方がないのでブログなどに散策記録をつけている方は居ないかと軽く検索してみたものの「探したけれど見つけられなかった」というものしか出て来なかった。

「ま、とりあえずこのまま上がってみるか」ということで、左右のルートではなく湿気の多そうな砂防ダムがあるという真っ直ぐルートに進む。

小さい人は、くねくねと寄り道してたかと思ったら、階段に差し掛かるとものすごい勢いで駆け上がる。みるみる小さくなっていく背中。

「おーい!ゆっくりだよー! ねぇー! 待っててー!」

恐るべし5歳児。日々幼稚園で走り回り、ジャングルジムやコンクリートの山をよじ登ってるだけある。運動不足の親など敵でもないのである。

「待って、、はぁはぁ、、ストップー!、、ぜぇぜぇ、、見えなくなった、、おーい、、危ないからひとりで行かないよー! ストップ!! そこで待っててー!」

一応橋の手前で待っててくれたので追いつけた。さすが5歳さん!4歳の時だったら走って追いかけて捕まえるまで振り向きもしなかったと思うと感慨深い。成長してる。五分も上ると砂防ダムの開けた小さな広場に到着。追いかけるのに必死でほとんどギンリュウソウを探す余裕はなかったけれど日当たりもよく、無さそうな感じ。

広場から横にまた鬱蒼としたジメッとルートがあったので、小さい人と夫を待たせてちょっと覗きに。水がチョロチョロ道に流れ込んで小さな虫がブンブン飛んでる。この先にならありそうな予感。

小さい人はいつもはものすごくザックリした性格だが、小さい虫や靴が濡れるのを嫌う繊細な部分もあるので絶対に行きたがらないだろうと思ってたら、待ちきれずついてきたので帰りはこのルートで。
途中下り坂を駆け下りたい衝動の小さい人を制止し、身長より大きな枝(丸太)を抱えてずりずりもって帰るというのを止め、森の中を進んでいると

「お! もしやこれはギンリュウソウ!?」

「ねーねー これそうかなー?」

5メートリくらい先を歩いていた夫と小さい人に声をかける。ずいぶんと急な下り坂を降りてしまっていた二人が渋渋登ってきたところで

「よく似てるけど、写真でみたのはもっと真っ白で、こんな風にふちに紫色はなかったのね」スマホの写真を見せる。「うーん、ちょっと違うんじゃない?」二人で首を傾げる。で、その写真がこちら。


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何かちがう、、。
調べてみると「ギンリュウソウモドキ」というものもあるらしい、、これはモドキ!?
しかし、目玉みたいなのはギンリュウソウが実?になる前の姿らしいので、時期過ぎたギンリュウソウなのだろうか、、うーん、、謎。
どなたかご存知でしょうか?

貴重なものがみれたけれど、次はちゃんと真っ白なギンリュウソウを見つけたい!また、今季の間にリベンジしたいと思うのです。

〈ギンリュウソウなのかリュウギンソウなのか全然覚えられない、、話?〉

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