【かるた】い/色とりどり
【い】
いろいろ インコが いろとりどり
【い】は「いるか」とかも可愛くていいなと思いながら、小さい人に「【い】のつく生き物何か良い?」と聞いたら「インコ!」と言われてしまったので今回はインコです。
そして色とりどりと言いながら色のないインコたち。
しかし、私は「色」が好きなのです。特に絵の具や色鉛筆がずらりと並ぶ姿にうっとりしてしまう。色数は多ければ多い方が嬉しい。
今から3ヶ月前、イラストを描こうと思い立ちいわさきちひろさんの画集を買い、図書館でその技法の本を借り、そこに載っていた水彩絵具の24色セットを買ってさんざんうっとり眺めた後、画用紙に色を置いて見たものの全く思い通りに描けない事に唸った。これはある程度描けるようになるまでに最短で3年はかかるだろうと。
そして、思い出したのが小学校の図工の時間。絵を描く事は好きだったのに毎回書き上がるのは一番最後で居残りの常連だった。
下絵の後絵の具を塗り始めるとどんどんテンションは下がり凹んで行く。そして筆が進まなくなる。遅くなる。時間がないのでもう指に絵の具をつけて塗る始末。
そしてその事を思い出して気がついた。
自分は
「色塗り」が好きではなく
「綺麗に並んだ色」を眺めるのが好き
だということに。
そういえば塗り絵にトキメかない子供だった。それにクレヨンも色鉛筆もやり直しが出来ない。失敗したら書き直しという緊張感でいつもピリピリする。
そして我が息子小さい人も塗り絵をほとんどしない。幼稚園で描いたという物をもって帰ってくる事はあっても、家で自ら何かを塗ってる姿はiPadでしか見たことない。(やり直しができるからだろうか?)
小さい人もこの先居残りの常連になるだろう。
それはもう仕方がない。
その頃学校でもデジタル彩色でOKな世の中であったらいいなと願うばかりである。
※かるたが完成したら読み札と一緒にダウンロードして遊べるように出来たら良いなと妄想中なので、もし出来たその時は好きな画材で好きな色でインコたちを塗っていただければと思います。
勝手にこっそりご紹介。素敵な透明感あふれる水彩画を描かれている水彩ステッチ帖さん。風景画はもちろん小物も雰囲気があって魅力的。まさに色とりどりの世界。
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