西野亮廣さんの講演会 開催までの道のり その16 ~チケット完売までの道のり 後編~

前回の記事では、チケット販売が伸び悩む苦悩を書きました。
さて、チケットは完売できるのか?

3/6時点
残り5日で、チケットの残りは30枚

その時は1日 2~3枚売れるのがせいぜい。
このペースで行ったら、当日は10~20席はあまりそうです。

私は実は、けっこう満足している。(つまり売り切るパワーがあまりでない状態)

そんな中、ある、うれしい事件が起こりました。

私の友人からのうれしい申し出

「西野さんの講演会、もしチケット残りそうなら買いますよ。
ただ、当日参加できないので、
未来を担う若者にプレゼントできればと思ってます。」

おお~!
なんと神のような申し出でしょう!

その申し出をしてくれたのは、
群馬で司法書士をしている高橋昭安さん

さっそく、スタッフにシェアしたところ、
シングルマザーで、講演会に参加したい人がいるとの情報が。

上手くマッチングもでき、無事チケットをお渡しすることができました。

その後、状況が急展開

そうしたら、運営責任者の深見さんも「私もプレゼントしますよ」とのこと
Facebook等で呼びかけの投稿も。

私も負けてはいられません。
私も親子または子どものペア2組に4枚にプレゼントしました。

そうすると、状況が変わっちゃうんですね。

「私もプレゼントしたい」
って人が何人も現れました。

これまでは、「チケット買ってください」
 ⇒ これって、買ってもらってこっちが得する話し。

でも、「チケットをプレゼント」って
参加費用等が壁になって行けない人に、贈り物をする
心温まる話しになるんですね。

夢をお手伝いする話しです。

そんな感じで、「私もプレゼントしたい」
って人が何人も現れ、それだったら「行きたい」って手を挙げてくれる人が出てきました。

一気にチケットが延びる

この展開がきっかけとなって
一気にチケット枚数が伸びました。

3/7に15枚
3/8に12枚
と、バタバタとチケットの販売枚数が伸びました。
一気に27枚!
3/8の夜には残り6枚までになりました!

3/8の夜の状態

よし! 行ける!
がぜん盛り上がってきました。

明ける3/9に、感動的な展開が。

14歳の女の子

3/9の夜になり、14歳の女の子が、チケットが欲しいと手を挙げてくれました。

その女の子は3年間引きこもり。
家族はシングルマザーのお母さんと、小学校6年生になる妹の3人暮らし。
大人になりたくはないとのこと。
将来もどうするか大きな不安が。

でも、西野さんの映画「えんとつ町のプペル」を見て感動したそう。
楽しそうにする大人(我々(笑))も見てみたいとのこと
西野さんのお話を聞いて、何かをつかめたらとのこと。

そんな女の子がチケットが欲しいと手を挙げてくれました。

チケットをプレゼントしてくれたのは、
オーストラリアのYukikoさん

そんな女の子にチケットをプレゼントしたのは
オーストラリアのメルボルン在住のYukiko Iguchiさん

Yukikoさんは、メルボルンで西野さんの講演会を企画しているツワモノです。

そんなYukikoさんから、チケットプレゼントのうれしい申し出をいただきました。
マッチングも上手くいき、無事チケットをお渡しできました。

チケットをプレゼントするとき、Yukikoさんからその女の子に、応援メッセージも添えられたとのこと。

なんと感動的なんでしょうか!

その女の子は、講演会をきっかけに、何かヒントをつかめたらすばらしいなって思います。

さらにうれしい展開に!

さらに、チケットをプレゼントしたいという人が何人もあわれました。
どうせなら、女の子のお母さんも招待したいと、お母さんに申し出たら、
「小6の下の子を招待して欲しい」
もちろんOKです。
ここまできたらお母さんも招待したい。
お母さん分のプレゼント枠も用意でき、お母さんも招待することに。

結局
引きこもりの14歳の女の子、その妹さん、そしてお母さんの3人を招待することができました。

耳が不自由な人を招待しよう!

そうしたら、スタッフの一人から、
「知り合いで耳が不自由な人がいるから、手話の人と一緒に招待できないか?」
との申し出が。

もちろんOKです。
プレゼント枠も用意できています。

さっそくその人に連絡を取ったら「ぜひ行きたい」とのこと。
結局、耳が不自由な人と手話の人も招待することができました。

なんと感動的な展開なんでしょうか。

最後の1枠も埋まる

そんなこんなで、残りは1枠。
3/9(木)11時頃のことです。

Facebookで呼びかけたところすぐ埋まってしまいました。
完売です!
スタッフのみんな、ありがとう!

チケットを販売しながら、最後はこんなに感動的なシーンにであえることができました。

なんてすばらしい!

よし、これであとは、当日、しっかり運営して、最高の講演会のお膳立てをするだけです。

でも、これだけすばらしいメンバーがそろっているのだから、何の心配もありません!

正直言って、私の役目はほぼ終わり、あとは当日楽しもう。
いや~、ここまで、いろいろ苦しくて、プレッシャーもすごかったけど、
とってもステキな「冒険」でした。


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