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[ライブレポート]かわジャズLIVE!Rainbow グランツリー武蔵小杉

かわさきジャズ恒例の、公募で選ばれたミュージシャンたちによるフリーライブ「かわジャズLIVE!Rainbow」。2023年の初日はグランツリー武蔵小杉にて7組が出演しました。
後半を鑑賞したレポーターのはりきりビーバーさんによるレビューをお届けします。

Tone limited

Tone limitedはバイオリン、クラリネットというクラシックの楽器を含めた珍しい構成の5ピースバンド。ジャズのスタンダードに加え、ジブリ映画のテーマやラテンジャズなどバラエティ豊かに演奏。ジャンルを越えた清々しいジャズでした。

ミニッツ

続くミニッツは、マイクの横に置かれた箱からタンバリン、ハーモニカ、鍵盤ハーモニカ、オカリナなど次々にたくさんの楽器が登場し、会場の手拍子を誘いながら誰もが知っている明るく楽しいポピュラーナンバーを演奏。ギタリストさんもボーカルを担当し、マルチタレントなおふたりが会場を盛り上げてくれました。

レモンツリ~☆

レモンツリ~☆は2種類のサックスで本格的なジャズを聴かせてくれた5人組。王道のスタンダードや、ミュージカルに使われているジャズ曲などの中に、J-POPのあいみょん「マリーゴールド」のジャズアレンジを演奏し、幅広い方たちを楽しませていました。

撮影:事務局

大村優介/森浦雄吾 Duo

本日の最後は今年7月の札幌パークジャズライブコンテストでベストプレイヤー賞を受賞した実力派である大村優介/森浦雄吾 Duo。11月にリリース予定のアルバムに収録されたオリジナル曲を披露し、ピアノとドラムによるシンプルで都会的なコンテンポラリージャズでスタイリッシュな雰囲気を作っていました。

text by はりきりビーバー
photo by Taku Watanabe