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散文散文ひでさんぶん

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特に執筆の才能も経験もない、ノンアーティストの私がただただふと思ったことを散文的に書きました。
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記事一覧

【ひで散文#7】バレンタインデー

こんな小生にも、有り難くもチョコレートをいただける。 事務所スタッフや議員の方々、お仕事…

【ひで散文#6】 誕生日

また一つ歳をとった。 母ちゃんは、毎年LINEを送ってる。 「あなたが生まれたのは42年前の朝…

【ひで散文#5】 お線香

いまこの時期、僕は初盆廻りをしている。 親父や僕を応援してくれた方々の初盆。 こんな言い…

【ひで散文 #4】祭り

4年ぶりにお祭りをやる地域が今年は多い。 改めて考えると、お祭りっていうのは仕事で疲れて…

【ひで散文#3】梅干し

この時期、挨拶廻りをすると庭で梅を干しているお宅がちらほら。 大きなざるに赤い梅が、赤紫…

【ひでさんぶん#2】肉じゃが

家庭的な料理の代表格、「肉じゃが」。 お肉とじゃがいもと玉ねぎと人参。僕の実家は糸蒟蒻も…

【ひでさんぶん#1】僕と息子

僕の息子は僕に顔が似ている。 僕の子供の頃の写真と、今のあいつは本当にそっくりだ。 だけど、あいつは僕より優しい。 僕よりも面倒見がいい。 妹がいるからかな? 僕には兄弟がいない。一人っ子。 結婚して8年目にようやく生まれた。すでに政治家で親父がいない家ではもう1人は無理だった。 おかげで僕はずいぶんわがままに育ち、可愛がってもらった。 今では議員の同期が「永田町の弟」という異名を与えてくれた。 だけど、 あいつが持っている優しさを、僕は持っていない。 優しくし