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【シティリーグS3優勝】アルセウスギラティナ【イキリンコ採用】


はじめに

初めまして。カワリミGX(@Kawarimi_GX)と申します。
普段は神奈川でカジュアルにポケカを遊んでいて、大会が近づかないと公の場に姿を現さないのでご存じの方は殆どいらっしゃらないかと思います。
インパクトのあるHNを使っているおかげか、覚えて頂いていて声をかけてくださる方、ありがとうございます。

さて、クリムゾンヘイズもいよいよ発売ということで環境は変わってしまいますが、前々からシティ優勝noteにちょっとした憧れもあり備忘録としてnoteを書き記しておこうかと思います。

デッキ選択

レギュレーション変更後も高いデッキパワーを維持しているデッキとして

  • ピジョットリザードン

  • パオジアン

  • カビゴンLO

これら3つのデッキと対戦する上で欲しい要素を考えました。

  • 280打点 or 強制気絶

  • ビーダル、セグレイブ等の裏を取りやすい

  • 入れ替え手段が多め

  • ミミッキュに触れる

これだけ書くと概ね青ロストじゃね…?
という気もしましたが、4色採用のロストを練習し始めても十分な練度を達成することは出来ないと考えたため、2023シリーズ後半の相棒であったアルギラを選択しました。

シティリーグ参加のタイミング(クリムゾンヘイズ発売直前)では、ルギア→パオジアン→古代バレットと環境が変遷するのではと考え、青ロストには向かい風、アルギラならば多少有利に戦えるのではという読みもありました
(そうでもありませんでしたね…)

アルギラはパオジアン、ルギアを筆頭に青天井系のデッキが苦手ではありますが、システムポケモンから潰していく動きで超えられるケースも割とあったので増えすぎなければ問題ないと判断しました。

使用リストについて

シティリーグ本番で使用したリストです。

デッキコード[P6gnLg-evjxjz-ggNHLH]

結局イキリンコってどうなの?

もしこのnoteに興味をもってくださっている方がいるとすれば、この部分かと思いますので先に述べておこうかと思います。

毎試合イキリテイクを使って盤面先行を狙う…という訳ではなく、状況に応じてイキリテイクを使うかどうか選択します。

  • クリティカルな事故回避(手札がボール0〜1枚サポなしVSTARなし)

  • 青天井系対面でテンポロスすることを避ける

前提としてアルセウスVとボールの総数が12枚、エネルギーの総数が14枚の場合、初動の8枚でアルセウスVに手貼り出来る確率は76%程度あります。
後攻であればサポートで解決する可能性もあり(但しジャッジマンはイキリンコexを先に置きたいです)、2T目にアルセウスVが倒されない盤面ではエネルギーが貼れなくても2T目にトリニティチャージから入る選択肢を取ります。
そのためイキリンコexの出番は10戦に1回程度です。

因みにどの程度リソースを巻き込むかにもよりますが、何も出せていない状態からイキリテイクした場合、リフレッシュ後のハンドからアルセウスVに手貼りできる確率は60%前後あります。なかなかではないでしょうか。

イキリンコexを採用する上で懸念されるデメリットとしては

  1. イキリンコexが取られることでVSTARの耐久を活かせない

  2. 進化ポケモン・エネルギーを過剰に巻き込んでしまい盤面が完成しない

1.については、前環境よりもゲームスピードの落ちた現在のスタンダードだといきなりイキリンコexを取られてスタートというケースはあまり多くはありませんでした。相手の心理として盤面完成前にサイド先行することでナンジャモ&カウンターキャッチャーを強く使える権利を渡したくないというのもありそうです。
とはいえ見逃して貰えた場合のケアとしてサポート権を使わないトラッシュ手段である崩れたスタジアムを採用しました。

2.については、ナンジャモがメインサポートになる前のアルギラにおける博士の研究で苦しんだ方も多いのではないでしょうか。これに関しては回収カードを採用するしかないと考え、すごいつりざおを投入しています。
フトゥー博士のシナリオ、テツノイサハexのような、すごいつりざおとシナジーのあるカードが増えたので従来よりも腐りにくいと考えています。

イキリンコexは使用頻度的には高くないのでギリギリまでキャプチャーアロマとの入れ替えは頭の片隅にあり、対戦をこなして判断しようと考えていましたが、イキリンコexに救われたは試合あれど積極的に採用を否定するようなケースもなく最終的に投入を決めました。

各カード採用理由

特筆する要素のないカードは省略します。

アルセウスV・VSTAR 4-3
前述の通りアルセウスV 4枚+ボール系8枚+エネルギー14枚で先1手貼りの確率が76%程度あり、大抵は9枚目以降のボールを採用するのであと数%程度高くなります。
先2トリニティノヴァのためにVSTARになれるかどうかはサポートやビーダルも絡み、根拠が一人回しと実戦なのでイマイチなのですが、アルセウスVSTAR 3枚+ドローサポート7枚が妥協できるギリギリのラインと考えています。これでエネまで貼れたがVSTARに乗れない事故は10戦に1回程度を想定しています。

崩れたスタジアムでトラッシュした場合など、3枚目のVSTARが使用したいのにサイドに落ちているケースもありますが盤面に同時に出すのは2体までが多いので、すごいつりざおでケアしています。

テツノイサハex
大型新人ですね。リザードンexを一撃で倒せて、擬似的な入れ替え手段にもなる優秀なサブアタッカーです。
トドロクツキexの弱点も草なので不意にブーストエナジー古代付きで突っ込んできた場合にも役に立ちます。

イキリンコex
前述の通り毎回使うコンセプトという訳ではないので1枚です。
後攻でスタートポケモンになった場合やイキリテイク前のハンドにジェットエネルギーと基本エネルギーがある場合、きあいをいれるを使うことがあります。

かがやくサーナイト
仮想的はギラティナVSTAR、ルギアVSTAR、アルセウスVSTAR+こだわりベルトです。直近はロストギラティナも増えてきたので活躍の場は多め。
前レギュレーションから入れたいと思っていましたが、対ミュウVMAXで恩恵が殆どないのと、頂きへの雪道があったので断念していました。突然使っていなかったカードにスポットライトが当たるのもカードゲームの醍醐味ですね。

ポケモンいれかえ-ジェットエネルギー 2-1
ジェットエネルギーは1T目の手貼りがダブルターボエネルギーの場合、スターバースの枠を節約でき強力ですが、それ以外はポケモンいれかえを使用することになるのでサイド落ちケアも兼ねてこの配分です。
直近はルギア台頭の影響でカビゴンLOとロスギラのシンオウ神殿の採用枚数が増えてきており、スタジアムを絞ったこのリストとジェットエネルギーの相性があまり良くないことからいれかえを優先しています。

すごいつりざお
博士の研究、イキリンコex、フトゥー博士のシナリオ、崩れたスタジアムとリソースをトラッシュする代わりに効果が強力なカードの採用を増やしているので、このカードがデッキにあることで取れるプランがかなり広がりました。テツノイサハexを2回投げるのも重要な役割です。

ロストスイーパー
元々はジャッジマンの2枚目でしたが、スタジアムを割れるカードが1枚だとポケストップやボウルタウンが凄まじいアドバンテージを相手に与えてしまうため投入しました。自分の崩れたスタジアムを割る手段があることで、ベンチを再び5枚にするか、相手のベンチを4枚のままにしておくか選べる点も重要な点です。

カウンターキャッチャー
サイド先行からスタートされた場合、サポート権を博士の研究 or ナンジャモに使いながらシステムポケモンを潰しにいくのが重要な役割です。

マキシマムベルト
前レギュレーションでパワー不足に陥っていたアルギラもこのカードの登場でカムバックしましたね。対リザードンex、サーナイトexではギラティナVSTARに、対パオジアン、カウンターカイナなどでアルセウスVSTARに付けます。

博士の研究 3
原点回帰のメインサポ博士の研究です。枠の許す限り採用しています。
強力だった頂きへの雪道を失い、盤面を作って勝負するデッキになったので今レギュレーションのアルギラに博士の研究はマッチしていると考えます。
リザードンであれば初動はペパーを使いながら待ち、サイドが動いたところでナンジャモを使う動きが強力ですが、アルギラにはペパーに当たるカードが無く、引く枚数が少ないジャッジマンか相手に6枚与えてしまうナンジャモよりは博士の研究を優先しました。3枚投入は信じられなくても、スターバース用に1〜2枚投入でもオススメです。

ナンジャモ-ジャッジマン 3-1
ゲームを通して3回程度手札干渉をしたいと考え合計4枚です。ジャッジマンは2枚欲しいと思うこともなくはないですが、ビワともタイミングが被りがちかつ早い段階でナンジャモより弱くなるのでロストスイーパーのために削りました。

ビワ
スーパーエネルギー回収、ミラージュゲート、ふしぎなあめの様に2T目以降に使うグッズを先制で落とせるととても強いです。これ以上ドロサポを削れないと思っているので、パオジアンが激増でもしない限りは1枚にしていると思います。

フトゥー博士のシナリオ
対抗馬としてはチェレンの気くばりになりますが、ダメカンの乗っていないイキリンコexを戻せる、テツノイサハexをネストボールから出して起動できる、前で縛られたポケモンを逃がせるなどのメリットからこちらを選択しました。

ボスの指令 3
3枚使う場合もあり、その場合はカウンターキャッチャーが働かないゲームであることが多いため4枚入れたいところですが枠の関係で3枚です。
ともだちてちょうは不採用のため博士の研究での巻き込みは怖いところですが、1Tを短縮するのも伸ばすのも本質的には同じという意味ではフトゥー博士のシナリオ/崩れたスタジアムでダメージを負ったアルセウスVSTARを消すプランに切り替えることもできるので3枚で成り立っていると考えています。

崩れたスタジアム
昨今アルギラに採用されることが多いロストシティ、ポケモンリーグ本部は共に強力なスタジアムですが、どちらも特定のデッキへのメタカードとしての側面が強く、今回デッキ選択の際に意識した対リザードンや対パオジアンには寄与しないことから、自分のギミックを強化できる崩れたスタジアムを選択しました。
極論どうしても入れたいスタジアムはありませんが、ポケストップやシンオウ神殿をトラッシュできるカードは必要なためゼロにはできません。

ミストエネルギー
トドロクツキexが入るデッキの流行状況如何ではジェットエネルギーに差し替えることをずっと考えていましたが、青ロストに加えロストギラティナも増えてきて抜くに抜けなくなってしまいました。
このカードをいつ誰に貼るのか、それによってトリニティノヴァのエネルギーの貼り方に影響するので、だいぶ思考のリソースを食います。あとで使いどころ間違えたなぁと後悔しがちなカードNo.1。

基本エネルギー 超 : 草 = 3 : 5
従来型の4-4から1枚草に傾けただけです。すごいつりざおを入れていた影響もあるかもしれませんが、特に不自由はしませんでしたし、超の3枚目は余りがちだなぁとは思っていました。サイド落ちや初動でアルセウスVに貼る可能性を考えたらこれ以上は減らしませんが。

各対面考察

リザードン

相性:五分
リザードン側には対アルギラの必殺盤面があり、アルギラ側が残サイド2の時にかがやくリザードン+こだわりベルト(まけんきハチマキ)でギラティナVSTARを落としつつ、ベンチをピジョットex+非エクのみに絞る盤面が強力なので、これを狙われると正直微不利かなぁとも思いますが、先攻のビワ or ジャッジマンからサイド差をつけられるパターンもあると思い五分としました。
基本的にはアルセウスVSTARで盤面にエネを6枚出し、ギラティナVSTAR+マキシマムベルトとテツノイサハex(もしくはすごいつりざおでテツノイサハexを2投)でリザードンexを2回取ります。但しピジョットexが残っていると前述の盤面を作られたり、通るものも通らなくなるので、拘り過ぎる必要はありませんが可能であればギラティナVSTARはリザードンexではなくピジョットexに当てることも考えながらプレイします。
今回シティリーグ決勝の時はピジョットexが先に立った+ハンドにボス1枚+スターバースの枠に余裕があったので、ボス→ボスでピジョットexをアルセウスVSTARで取ってから入りました。
ビーダル型には最近めっきり当たらなかったので自信がありませんが、アルセウスVSTARでビーダル(ビッパ)を優先して倒して、前述のかがやくリザードンが投げられる展開を回避するようにプレイすると思います。

青ロスト

相性:微有利、フーパex採用の場合微不利
スターバースでビワから入り、手札干渉を繰り返す動きが有効に働きやすい対面です。ミラージュゲートで起動するV・exも倒しやすいライン。
フーパexが入っている場合、盤面にエネが6枚揃ったところでギラティナVSTARを呼ばれるとサイド4枚を稼がれる可能性がありだいぶ苦しいです(エネルギーを5枚に抑えるのもありなのかな…)但し採用しているかどうかは人それぞれといったところ。
ミストエネルギーはサイドがリード出来ていて"ギラティナVSTARがくるいえぐるを貰わなければ逃げ切り"という展開が予想できる場合はギラティナVSTARへ、サイドイーブン以下、手札干渉で相手に強い動きをさせないターンを作る必要がある場合はビーダルに貼ります。
1体目のビーダルのあとにホシガリスを置いてしまうと、2体目のビッパとホシガリスでロストマイン2枚取りの展開になる可能性があるので、急ぎたい動きがなければホシガリスを置くのは2体目のビーダルが進化してからにしましょう。私はリス置きがちです。

ロスギラ

相性:微不利
ロストギミック相手には前述の通り強みがありますが、VSTAR相手の2-2-2が得意かつシンオウ神殿を積んでる場合もありしんどい要素もある対面です。ミラーも同様ですが、一体のギラティナVSTARに2回動かれない様にするのがサイドレース上重要なのでギラティナは呼べるタイミングで優先的に呼んでいきます。
ロスト7枚のタイミングでかがやくサーナイトを出し、自分のギラティナVSTARにはミストエネルギーを貼って2回行動を狙いましょう。

ルギア

相性:不利
チラチーノ以前にルギアVSTARのストームダイブでポケモンVを取られてしまう不利対面です。ルギアVSTARにVガードが付くとロストインパクトが通らないのも辛いところ。初動でいきなりチラチーノが突っ込んできてしまうと身も蓋もありませんが、アーケオスとルギアVSTARに優先的にボールを使う以上、初動はストームダイブの可能性が高いため、後手の場合はかがやくサーナイトを可能な限りおきましょう。
280点のスペシャルころころを1回以下に抑えるのを目標に、エネルギーがついているチラーミィを優先して倒します。まだチラーミィにエネルギーが付いていない状態で殴る場合はアーケオス→アーケオスで呼び出して倒します。

パオジアン

相性:不利
本来であればお互いに2-2-2が狙いたい対面ですが、こちらにはアルセウスVSTAR+マキシマムベルトとギラティナVSTARの2回しかパオジアンを取る手段がなく1手不足しているため不利対面です。サイド1枚取りながら後続のアルセウスVSTARを育て、返しで取られた後にセグレイブラインとビーダルラインの盤面に1体しかいない方を狙う or ビワでスーパーエネルギー回収を抜き1T作ることを狙います。
先攻かつ後1パオジアン前の場合は、マキシマムベルト+ジャッジマンで勝負にでるのも良いかと思います。次ターン相手がカムバックしサイドレースになってしまうとサイド負けから殴り始めるよりもこちらの要求が上がってしまいますが、ターンが返ってくれば概ね勝ちなので賭ける価値はありかと。

カウンターカイナ

相性:有利
アルセウスVSTAR+マキシマムベルトでテツノカイナexを一発で取ることができ、テツノカイナexのHPを上げるどうぐも、マキシマムベルトを消すカードも基本的には入っていないので2-2-2で取りやすく有利対面です。
後攻を取ってくるデッキなので、先2のスターバースでボスの指令とマキシマムベルトを拾って殴り始めましょう。向こうにHP280を1Tで取るギミックはないので、初動のトリニティノヴァはギラティナを育てます。
マキシマムベルトを取る余裕がないときでも、基本的にはテツノカイナexの呼び出しから入ります。初動のアクセルピークでサイドを取られていない場合は攻撃しない選択肢もありそうです。
相手の上振れ要素なので可能な時のみで構いませんが、後攻から220点のアームハンマーが飛んでくる可能性はあるので手札に交換札が来ているときは裏のアルセウスVにエネを貼りましょう。
追加のポケモンV、非エクをベンチで出す際は裏を呼ばれ続けてもサイドレースに負けない範囲に留めましょう。

アルギラ

相性:五分(ミラー)
頂きへの雪道が消えたことで先攻の有利は多少減りました。その他の違いはこだわりベルト、Vガードエネルギーが必須から選択枠に、かがやくサーナイトが採用圏内になったことですね。
ビーダル・ホシガリスを取る余裕がないので無事軌道に乗ったら、お互いに自分が有利になる行動を積み重ねていく形になります。
↓今回のリストで出来ないことはかっこ書きにします。

  • 先2ジャッジマン・ビワで進化ポケモンの着地を妨害する。

  • トリニティノヴァのダメージをフトゥー博士のシナリオ・崩れたスタジアム(・チェレンの気くばり)で消す。

  • エネの付いたギラティナを呼び出して先に攻撃する/倒す。

  • ギラティナVSTARでポケモンVを2回取る。

  • かがやくサーナイト(・Vガードエネルギー)でこだわりベルト付きトリニティノヴァ、ロストインパクトを耐える。

  • (こだわりベルトを付けたアルセウスVSTARでポケモンVを倒す。)

カビゴンLO

相性:五分
勝ったゲームは結構ギリギリだったりするので、対戦回数を重ねると実はもっと分が悪かったりという可能性もあると思います。使用率的にあまり対策にリソースもデッキ枠も割けないのが辛いところ。アルギラは目指すパターンが明確で、リザードンやパオジアンで対面するよりは幾分希望があります。
ダブルターボエネルギーが付いていないアルセウスVSTAR1体とギラティナV1体のみの盤面を作ります。
無事アルセウスVかギラティナVでスタートしたら全力でエリカの招待ケア(たねポケモンを山に戻す、アビスシークでロストする、最悪捨てる)をしながらリードを狙います。都合よくできたことはないですが、初動はスターバースからの200点トリニティノヴァ+ボスの指令+ロストスイーパーでロトムVを狙いたいです。
他のポケモンがスタートしたりエリカの招待・マンタインで呼び出されてからが勝負です。入れ替え札を駆使して逃げ切りを狙います。このレシピではポケモンいれかえが2枚、ジェットエネルギー+崩れたスタジアム(シンオウ神殿をトラッシュ)が1セット、フトゥー博士のシナリオ、テツノイサハexの計5枚です。ポケモンいれかえはビワ or 野党三姉妹でトラッシュされる運命にあるので優先的に使いましょう。

古代バレット

相性:有利
サブアタッカーにトドロクツキexを採用しているパターンと、コライドンを採用しているパターンがありますがやることはあまり変わりません。ジャッジマンとビワが有効打になりやすく、しつこく妨害していくと打点も280を達成しないこともあるので有利対面です。
1体目のアルセウスVSTARはなるべくブーストエナジー古代がついているポケモンを避け(このときかがやくゲッコウガを取れるとベスト)、その後は200点が出るアルセウスVSTARで殴っていきます。ロストスイーパーですが180点を耐えられてしまった時以外は相手のスタジアムを割るのに使いたいです。
トドロクツキexの存在を考えると最後のアタッカーはギラティナVSTARが無難です。ブーストエナジー古代のついたトドロクツキexが来ることがありますがマキシマムベルト付きのギラティナVSTARか、テツノイサハexでトレードしても良いと思います。

サーナイトex

相性:不利
1:2の有利トレードは健在で、アルギラはリザードンと違いサーナイトexを取る手段がマキシマムベルト付きのギラティナVSTARしかいないため不利対面です。頂きへの雪道がないかつ、サーナイトライン以外のポケモンがアタッカーのためリファインが並んでいると手札干渉の効果も限定的。なるべくHP220のポケモンVを出したくない反面、ミミッキュの採用率が高いのも辛いところ。
ギラティナVSTARが狙われないうちにサーナイトexとトレードしておくことと、ロストスイーパーは元のHPを超えている状態のフワンテやサケブシッポのために温存するくらいしかできることはなさそうです。

サーフゴーex

相性:不利
マキシマムベルトを使ってもトリニティノヴァで倒せないHP、アタッカー自体がドローソース、青天井とアルギラが不利な要素詰め合わせセットです。
初動のジャッジマン、中盤のビワで祈ります。もし1T余裕できたら2体目のギラティナを作ります。HPが260なのでギラティナは草超+ダブルターボエネルギーでOKです。

イダイナキバLO

相性:有利
先に述べると、古代バレットがLOプランを取ってきたことが数回経験があるだけで純構築相手はエアプです。HPラインは古代バレットと変わらないので200点アルセウスVSTARを用意することになるのと、突如弱点で殴ってくる可能性があるので後続は切らさないようにしましょう。
システム系ですが縛られるリスクを考えると基本的に出さずにプレイしそうです。

大会結果

最初のリストを決めてから場数を踏もうとジムバトルに出ていましたが、7回参加して4回全勝(通算23戦20勝=勝率87%)と自分としては出来すぎも出来すぎな成績で正直なところ浮かれていました。
前日にトレカフェス in 品川の個人戦に参加して4-4と鼻っ柱が折られ、いい意味で落ち着いてシティリーグ当日を迎えられたかなと思います。

詳しい振り返りは致しませんが、以下がシティリーグ当日のマッチングです。直前にロスギラが流行し始めやはり古代…と思いきや、青ロストdayだったようです。

おわりに

ここまで読んで頂きありがとうございました。
冒頭の通りクリムゾンヘイズ発売まで秒読みですね。
アルギラ視点としては環境に不在と言っても過言ではなかった闘タイプにゲッコウガexが登場します。今のアルギラユーザー的には今更不利対面のひとつ何のその!という気分ではありますが、まずは自分でも触ってみつつ環境の動向を見極めてデッキを選択したいと思います。

シーズンも終盤戦になりますが残りも頑張っていきましょう!
ありがとうございました。

画像引用元:https://www.pokemon-card.com/


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