自然葬について思うこと

環境について考え始めた頃から、お墓があることや遺骨を陶器に入れることに疑問を持ち始めました。
ご先祖様を忘れないためや、感謝の気持ちから作られた面があるようです。
でもこれに関してはお墓がなくても手を合わせて思うことはできます。


もし遺骨を森や海に撒いたら微生物に分解されてやがては土に還ります。
森であれば墓地のように決められた箇所に撒いたら、遺骨は養分となり、雨で流されて川の水に入ったり、木が吸ったり、あるいはそのまま土の中で小さな生物と共にいるかもしれない。

何世代も後の話になれば生きている人間の一部になることもあるだろうし、今でもご遺体を焼いた時に出る煙は空気中に混ざり、巡り巡って私たちが息を吸った時に入り込んだり、雨となって身体に触れていると思う。

だから何十年もかけないと土に還らないもので沢山になったら、生命の循環も滞ってしまうのではなか。

今のところ家族の中には自然葬を考える人はいないので1人だけ入らないのは躊躇いもあるけど、次の世代のことを考えたら自然葬を選びたいと思っています。頂いた命を還すと考えれば選択しやすくなるかな、、、



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