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0歳児の過ごし方。子育て支援センターのススメ。

二回目の投稿、のっせmotherです。

前述した通り、現在、某保育施設にて保育教諭をしていて、現在、012歳児を主にみています。そして、プライベートでは小学生姉妹の母親です。

今回は0歳児から通える「子育て支援センターのススメ」を投稿します。

私は長女が0歳の頃、確か生後八ヶ月頃からかな?その頃から毎日のように地域の子育て支援センターやに保育園が行う子育て広場などに通っていました。これって全国的にもどこにでもあるものなのかな?多分、市が運営しているものなので必ずあると思うのですが、私が住んでいる地域は特に充実していたのではないかと思います。

支援センターとはどういう場所かというと、公民館やどこかの貸しスペースなどが定期的に開放されていて、おもちゃが沢山あって地域の子育て中の親子であれば誰でも出入り自由だよ~という場所なのですね。

市で雇われた保育士さんが常駐しているので、離乳食や夜泣きなどで悩んでいる事があれば子供を遊ばせながら相談出来るという特徴があります。

場所によっては全員で自己紹介をして最近の子供の好きな遊びなどを話したりするので、引っ越してきたママさんなどが友達作りを目的に来ている場合もあります。双子ママ大集合~とか年子ちゃんのお母さん集まれ~やもうすぐ仕事復帰するママなど限定された時間があって愚痴を言い合ったり思いを共有する所もあって場所によって様々です。片付け講座やハンドメイド講座が開催されて、その間は保育士が見える場所で子供と遊んでくれてママのリフレッシュ時間となったりも。

私は、月、水、金の午前中から午後まで行っている支援センターに午前中から行って、お弁当を持参して、午後まで遊んでいる事がほとんどでした。火曜日は同じように児童館、金曜日は別の保育園・・・など毎日行っていました。

目的はただ一つ、「子供に最大限の刺激を与えたかったから」です。

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▲児童館にて。傘袋ロケットを手作りして体育館で飛ばしました。

そこでは、家にない色々な種類のオモチャが沢山あって、それだけでも魅力的ですし、同じくらいの月齢の子が近くで色々遊んでいるのを見るだけでも刺激があるかなと思っていました。知らない大人が沢山いる中で、言葉のシャワーを浴びれるし、テレビやYouTubeなどの画面は出来る限り見せないようにしたかったので、とにかく家から出たいという事もありました。

午前の部が終わる時、全員で片付けをした後に保育士さんの前に集まって、手遊びをしてから絵本や紙芝居を読み聞かせしてもらう事も足を運ぶ理由の一つでした。家では読めない大型絵本やパネルシアターなど長女はとても楽しんでいました。

その絵本の時間に後ろでくるくるまわったり、思わず立ち上がってしまったり、泣いてお母さんのお膝から離れないというお子さんもいましたが、長女は大体、私から離れて保育士さんの前に行って近くでじっと聞き入っていました。時々、私の膝から動かない時もあり、それはそれで一緒に「だるまさんしっぽ生えてるね」とか「くまさんどこいったんだろうね」など声をかけながら一緒に聞いていました。

とにかく、子育て中のお母さんにオススメしたいです。

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▲とある保育園にて。主活動に混ぜてもらえるもので、一緒に工作をさせてもらいました。

これを読んで、「私、人見知りだからそんなところにわざわざ行きたくないわ」というお母さんもいる

と思うのですが、私はママ友作りを目的には一切していなかったので、他のママさんとはほとんど話していません(笑)。その場その場で何か話したりする事はありましたが、子供を放置して井戸端会議しているママグループとは全く話さなかったし、友達と時間を合わせて支援センターで待ち合わせる事もしませんでした。

まあ、浮いていると言われるような存在だったかもしれません。

でも、とにかく私は子供に刺激を与える事が目的であったので、ずっと一人でいようがお構いなしでした。子供が集中してパズルをやっていたり、遊具で遊んでいるのを近くで見守りつつも、手帳にTO DO リストを書いたり本を読んでいました(笑)。寂しいと言えば寂しいけれど、目的がハッキリしていたので、結構平気でしたね。

印象的だったのが、よく3、4組で遊んでいるママグループの一人の方に、駐車場でお会いした時に、「○○ちゃんママはいつも子供の近くで見守っていて偉いなと思います。必ず子供に寄り添ってあげていますよね」と言って頂いた事です。その方はきっと子供を遊ばせてあげる為に来ているけれど、ママ達の空気的におしゃべりに参加しているんだろうな~と思いました。私は完全に割り切っていたので、そういう風に見てくれている方もいたのだな~と。

そんな割り切った私でしたが、すごく好きだった保育士さんがいて、

その人には働きながらの子育て(当時土日のみ働いていました)が辛い~とか眠いから少し休ませて下さいといって目をつむっていたりと甘えていました。「家事とか全然出来ていない」と弱音を吐いたりすると、いつも「お母さん達はここに来ただけで百点満点なんだよ」と褒めてくれて、優しくしてくれました。その保育士さんも、何年かしてから、以前から働きたかった孤児園で働く事になったからといって別れの手紙をくれました。迷っていたけれど、私の存在が背中を押すきっかけだったと書いてくれていて感動しました。そんな出会いもあったりして、親子で支えられていました。

現在はコロナで行ける場所や時間帯も限られていたり、人数制限もあるかもしれませんが、なるべくそういった環境のいい場所で時間を過ごす事は親子にとってとても良い事だと思うので、是非、オススメしたいです。


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