スターバックスのアンケート回答のURLを直打ちすると異世界が…
スターバックスで長いレシートをもらったあなたは幸運。
長いレシートの下にアンケートのお願いが載っている。
店舗での接客について回答すると、トールサイズのドリンクをもらえる、ありがたい企画。
ぼくがスターバックスのアンケートに答えるのは、これで4回目くらい。
でも今回は異世界が待っていた。
QRコードが読み取れない
アンケートに回答するには2つの方法がある。
レシートに印刷されたQRコードからアンケート回答サイトにアクセスする
レシートに印刷されたURLを直打ちしてアンケート回答サイトにアクセスする
普通は前者を選ぶ、ぼくも選びたかった。
あいにくレシートがしわくちゃでQRコードを読み取れない。
やむなくURLの直打ちを選択した。
URLを直打ちすると…
あれ?なんだろうこの画面は…
Webアンケート
The Online Marketing
値段家
上の2つの意味はわかるが、「値段家」ってなんだろう?
順番にクリックしてみるか…
Webアンケートをクリックすると
さらにボタンが現れた
ウェブサイトにアクセスをクリックするとその1
どう見ても、スターバックスのアンケートサイトにはいかなさそう。
戻る!
次の選択肢は…
The Online Marketingをクリックすると…
ウェブサイトにアクセスをクリックするとその2
Think with GoogleはGoogleのオウンドメディア。
やっぱりスターバックスとは違う。戻ろう…。
最後の選択肢になるけど
値段家をクリックすると…
ウェブサイトにアクセスをクリックするとその3
確かに家の値段がわかりそうだ…。
さて、ここまでの説明でぼくに何が起きたのか、わかるだろうか?
ヒントは画像のなかに隠されている(隠れてません)
URL直打ちの危険性
答えはシンプルだった。
アンケートの回答ページのURLのドメインは
ぼくが入力したのは
bucksをbacksと入力したためだった。誤入力したひとを狙う何者かがドメインを取得して広告を表示させている。
あえてページ内の情報を読ませないようブロックしているので、検索結果画面ではアンケート回答ページがどうか、判断できない。
かなり巧妙。
そこから誘導されてしまう事業会社。
アンケートに答えられない不愉快な体験と結び付けられてしまったブランド。
クロス・マーケティング
Google
クレアホームズ
この異世界を各社の担当者は知っているのだろうか?
え?
URLを間違えるな?
そのとおり!
その後、無事に回答してカフェオレを飲みました!
面白いものを見つけて写真を撮れたら投稿します。世の中、面白いものがたくさんあるのに、消えてしまうのがさみしくて。