見出し画像

内装工事を実施する(開業2ヶ月前)

こんにちは、瓦.Tokyoの西田です。
今回は、内装工事の進捗状況を、写真でご紹介していきます。

↑内装工事前(客席)
エアコンは家庭用のものです。壁はペンキベタ塗り
↑内装工事前(厨房)
大きな縦型の冷蔵庫はまだ綺麗で容量も大きいのですが、スペースを取りすぎる為、撤去しています。
↑全て解体(入口から厨房側)
厨房出入口は、向かって左側にありました
↑全て解体(厨房から入口側)
窓が大きいのが印象的です。
↑全て解体(厨房天井)
↑スケルトン同然まで解体(約10坪です)
↑外観も看板を解体して、こんな感じ

ここまで解体して、ようやく内装工事開始です。

↑設計書はこんな感じ
↑まずは骨組み
↑壁と天井が完成

厨房と客席の出入り口を真ん中にしています。スタッフの動線はスムーズですが、客席から厨房内が見えるレイアウトは、個人的に後悔しています。特に厨房で調理する手元が客席から見えてしまうので、もし今後リフォームする事があれば、ここは間違いなく見直すポイントになるでしょう。

↑厨房の床上げ
水を流して掃除出来るので、これはやって正解
↑厨房床上げ後。客席にステーション設置

ステーションと呼んでいる、レジスペースを客席中央に設置してます。大半のお客さんからは死角になる場所なので、レジやおしぼり機、音響機器、ネットワーク機器などはここに格納しています。但し、大型の予約が入った時に、このステーションの壁が、テーブルレイアウトの自由度を著しく低下させており、ここも今後リフォームする際には、見直しポイントになると思います。
やはり、出来るだけホールには壁や柱がない方が良い気がしています。

↑厨房内。フードは既設のものを流用。
↑客席のクロス(壁紙)を貼りました。雰囲気でます
↑外観(ファサード)

ファサード(外観)は、集客面で非常に重要な要素です。お店のコンセプトにもよると思いますが、夜、暗い時に光っている方が目立ちます。また、窓は大きい方が中の雰囲気も見えて、お客様が入店するにあたっての、心理的なハードルは下がります。

ただ、私は窓は既設のものよりも、小さくして、すりガラスにしています。外からの視線を極力感じさせず、中のお客さんが、落ち着いて食事出来るようにしたいと考えた結果です。

↑窓は小さくしました。外壁は焼杉で暗い色に
↑中からも外からも、向こうに人がいるかいないか、が分かる程度です
↑木製扉は、既製品ではなく木工屋さんに作って貰いましたが、これが大失敗

店舗出入口のドアは、既製品を使わずに、特注で作って貰ったのですが、これが数年使用すると、建て付けが非常に悪くなってしまい、追加の工事が必要になってしまいました。デザインも大事ですが、ドアなどは機能面、耐久性、メンテナンス性なども含めてよく検討した方が良いです。そういう意味では、既製品の金属製サッシなどは当然しっかり出来ています。

↑これも大失敗の、カウンター

カウンターはどうして失敗なのか、わかりますか?
詳しくは別のnoteで。。

↑エアコンは客席に1機

営業をしてみて思うのは、空調は本当に大事で難しいです。同じ部屋でも、寒いという人もいれば、暑いという人もいます。
ただ、天井カセット型、通称天カセエアコンにして本当に良かったです、既設は家庭用エアコンが設置されていたんですが、相当縦長のテナントでない限り、コストをかけてでも、4方向タイプにするべきだと思います。空調はお客様の快適さを左右する重要なポイントです。

↑テーブルと椅子を搬入して完成
↑カウンター8人座れる想定・・
↑新品の厨房機器達!気持ち良い!
※ちなみに、2口コンロはすぐに限界が来て、交換してます。
そちらも別のnoteでご説明します。。

厨房機器の大半は新品で購入していますが、中古の製氷機や冷蔵庫なども、オープンから8年経っても、問題なく稼働しています。
私は会社員として日中働いていたので、そんなに顔は出せませんでしたが、それでも夜に工事の進捗状況をチェックして、気になる点があれば翌日直してもらったりしていました。私の場合は勿論、人生において、一番大きな買い物でしたから、納得いく形に仕上げたいと思っていましたが、一方で、お金に余裕がない事と、私に経験がない事から、かなり多くのポイントで妥協(コスト削減)しています。
今思うと、未経験の方ほど、初期投資は本当に抑えた方が良いです。直したいと思った時に、最悪その投資を捨てるという選択が容易ですし、高価な買い物をした自分を否定する作業はかなりのストレスがかかります。
しかし、時には過去の投資判断を否定し、それを捨てて新しい投資をしなければならないシーンが、大なり小なり必ずきます。その時に、新たな投資を決断出来ないと機会損を被るハメになりますから、身軽な状態でお店を運営するというのは、とても大事な事だと思っています。

長くなりましたが、今回はこの辺で。
次回はお店の顔となるロゴや、宣伝用途の諸々についてご紹介します。

瓦.Tokyo 西田