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こんぴら丸にいたぽっちゃりのお姉さん。

4/18、今日もまいどゴキゲンです。人の「ヨロコビ」に焦点を当てて人をゴキゲンにする活動をしてます。下のリンクにヨロコビって何のことか書いてます。

心と体の健康を喜び、つながりの安心感を悦び、達成や成功、趣味などへの没頭を歓びと名付けてます。そう考えて対策取っていくとゴキゲンになりやすからそうしてます。今日の記事も良かったと思ったら腹筋20回をよろしくお願いします。腹筋20回がしんどい人はデューク更家歩き5時間でもオケです。

今日は昔話を書きます。Facebook友達の投稿見てたらふと思い出したことがあってそれをシェアしたくなりました。

ボクは香川県に住んでいてバリバリうどん食べてます。好きなのはぶっかけうどんでメインそれを食べてますが、最近お気に入りは「いけこうどん」、ここの鴨肉ぶっかけが絶品です。まだ食べてない方は早く来てください。これ食べると食べないで人生大きく変わりますから。あ、来たら贅沢に鴨肉以外もたくさん入ってる「いけこ三昧」がオススメです。

で、25年ほど前の話です。もしかしたらもっと前かも。ボクが住んでる市の隣には琴平町という町があります。金比羅山や歌舞伎でも有名ですが、その当時ごっついうどん屋が現れました。

これうどん屋です。


上の画像なんですが、これうどん屋なんですよ?やばくないすか?ボクの記憶が確かなら3億円の建築費がかかってたと思います。いや建築ではないな、建船費かな。やばいっしょ。そして数年で潰れました。それもやばいっしょ。

で、実はボクはこのうどん屋1回しかいったことがありません。でも強烈に覚えているんです。でもそれは美味しかったとかこの船の作りが綺麗だったとかそういうことではありません。まだ20歳そこそこのボクだったのですが・・・・・

そういやボクが20歳の頃って車は車高短が流行ってました。あの頃は・・・・・って話をしても仕方がないのでメイン内容に戻ります。


そのうどん屋さんに入ったらめっちゃ人がいました。そしてなんとか座ることが出来て注文をしました。確かボクらは10人くらいで行ってて、次に次に注文するわけですが・・・、注文を聞きに来てくれたのは20代に見える(実際は60代かもしれない)ちょいポチャの綺麗なお姉さんが接客してくれました。で、ボクはそのお姉さんの接客が25年以上経った今でも覚えているのです。まあ悪い???方の接客として覚えてるんですけどね。


注文を聞きに来てくれました。で、そこでのポチャさんの対応、当時のボクは気にならなかったんですけど、一緒に行ってた家族がキレてました。長州小力くらいキレてました。どんな対応かというと、注文取る時にずっと肘をついて、しかもかなりだるそうにしてたんですよね。その姿はボクも覚えているんですけど、注文を取って帰った時に家族が「なんなんあの態度」と言ったんです。まあそりゃそうですよね。ほんとだるそうに接客してたんで、むしろそれがちょっと原因で(本当の原因は遠いのと人が多すぎる)家族はそれ以後行かなくなったというのもあるんですけど、この話はそれで終わりません。

そこで一緒に行ってた家族、家族というかばあちゃんの妹だから親戚になる人なんですけど、そのばあちゃんの妹アヤコねーちゃん(現在85歳くらい)が一言、



「疲れとんやろ」



と言ったわけですよ。なぜかボクはこのふっっっっっつうの言葉をめっちゃ覚えているんです。確かに大繁盛してめっちゃ忙しそうなんですよね。客の流れは全く止まらないので息つく暇がないのです。だから相当過酷な仕事をしていたと思います。で、そういうのを察したアヤコねーちゃんが察してその言葉を言った。と思いました。このおねーちゃんが人柄が悪いのではなく、あまりにつかれているからあんな接客になってしまった、ということなんですよね。


また、このアヤコねーちゃんは自分で店を持ってました。こじんまりした部屋の一角で、料亭のような食事を出してたりしてました。お客さんに、月初めに50万もらって、これで今月頼む、みたいなこともあったと聞いてます。そしてめっちゃ美味かったんですよ。もう今はやってませんが、そのような仕事をしてたから飲食の厳しさが一般の人より理解出来たのだと思います。まあ短気な人なんですけどね笑 でも気持ち汲み取ることが出来ていたのだと思います。


今まで書いてきて、強く伝えたいことがあります。それは自分をゴキゲンにするのは自分自身であるということ。確かに正しくない接客だったかもしれないけど、想像力を発揮して考えたらポチャさんの気持ちを理解することが出来たと思います。もしくはポチャさんの気持ち関係なく、自分自身をゴキゲンに導く考え方はアヤコねーちゃんの考え方だと思うのです。

ボクらはまだまだ表面的なことで判断することが多いです。でも一歩引いて、その人の身になって考えてみる。もしくは「なぜこの人はこんな接客をするのだろう?」と考えてみる。それは結局自分自身のためになるし、ひいては相手のためにもなり、それでゴキゲンの相乗効果も溢れてくるのだと思います。


イライラはさせられているのではなく、しているだけです。このロジックを強烈に胸に置いておくと、人生の主導権は自分に在ると思えますから。


では今日も読んでくれてありがとうございました。



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