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心エコー機器をリニューアルしました

この度当院の超音波機器をリニューアルすることとなりました。
超音波機器は複数のメーカーがあり、海外モデルではGE healthcare、Philips、SIEMENS、国内メーカーではCANON、富士フィルムヘルスケア等が有名で、それぞれメーカー毎の特徴や技術があります。循環器領域では、特にGE healthcare社のVividシリーズが定評があり、国内外の有名な循環器施設や病院で採用されています。
当クリニックは、先代の川良武美院長が心臓血管外科を専門とし、特に心エコー検査に力を入れており、GE healthcare社の「Vivid S70」という機器を採用していました。2年前に初めて当クリニックの超音波機器を操作した際、画像が綺麗で鮮明なことに感銘を受けたことを今でも覚えています。心エコー検査を行う上で検査技術ももちろん大事ですが、機械によっても左右されることを、実感しました。
そんな当クリニックの超音波機器も9年を迎え、この度新しい機器にリニューアルすることとなりました。今回採用するのは同じGE healthcare社の「Vivid S60N Ultra edition」です。
この9年間で更なる進化を遂げ、フルフォーカス機能を搭載し、これまで以上に鮮明な画像を撮影することが可能となっています。
測定できる内容も充実し、左室だけでなく、右室や左房のスペックルトラッキング機能や、Auto EF機能などが搭載されています。
心臓エコーだけでなく、頸動脈、甲状腺、腹部、腎臓、血管エコーでも新技術が搭載されており、最先端のテクノロジーを駆使した検査を行うことが可能となりました。
新しい超音波機器で、今後より精度の高い検査を行っていきたいと思います。

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